シベリアの永久凍土で3万2000年前のサーベルタイガーの子どものミイラが見つかったそうです。3万2000年も前から凍ったままミイラになっていたものです。保存状態にもよりますがDNAがうまく保存されていればサーベルタイガーを蘇らせられるかもしれません。以前マンモスも見つかっていて、甦らせる研究をやっていたはずです。どうなったかは知りませんが蘇らせて欲しいですね。
10メートルほどの小惑星が飛んできて、地球の重力に捕まり、衛星となっているそうです。見てみたい気がしますが、小さくて暗いため市販の望遠鏡では見えません。地球が美女でこの小惑星が男、美女に捕まった男の運命は? 少し寂しいのですが2カ月後には地球から離れていくそうです。
欧州合同原子核研究所(CERN、スイス)で日本の女子高校生チームが素粒子の検出実験に成功しました。女子高校生たちは、ミュー粒子の検出器を開発しました。そして、CERNで、開発した検出器を使ってミュー粒子の軌跡を測定したのです。CERNでは毎年、世界中の高校生から実験の提案を受け、それらのコンテストを開催しています。日本の女子チームはこのコンテストに応募したものです。
東京医科歯科大学の武部貴則教授らの研究グループが、「多くの哺乳類がお尻から呼吸ができる」ことを発見したことで、イグ・ノーベル生理学賞を受賞したそうです。しかし本当かな。そんなところは空気が通過しないから、十分な酸素を取り入れることができない。そんなところに呼吸機能を持たせるかな?
mRNA(メッセンジャーRNA)を膝に注入して軟骨を構成するコラーゲンを作り出し、膝の痛みを抑えるという治験が始まるそうです。その内、体の多くの組織の細胞を作り出すことができるようになれば寿命ははるかに永くなるでしょうね。嬉しいニュースです。
発明家のレイ・カーツワイルは、コンピュータが全人類の知能を超える時が2045年頃にやってくると予見した。AIが驚くほどのスピードで進化していることは確かだ。しかし全く新しい科学の論理を見つけることはできないであろう。物理学がまだ幼稚な時期に、ニュートンはリンゴの落ちるのを見て万有引力の法則を発見したが、その時にAIがあったとしても万有引力の法則を発見することはできなかったろう。
リュウグウという小惑星があります。球状で900mの大きさです。小惑星のタイプとしては、水と有機物が存在すると推定されるC型です。 ”はやぶさ2”が2020年に小惑星リュウグウから物質を持ち帰っています。その中に、アミノ酸や核酸塩基などがあったそうです。これらの中には、生命に必要な物質の材料になる65種類もの有機酸があったそうです。海洋研究開発機構などのチームが英科学誌ネイチャーコミュニケーションズ電子版に発表しました。
H3ロケット3号機の打ち上げが成功しました。そして、搭載していた地球観測衛星「だいち4号」を高度約600キロの軌道に投入しました。H2AロケットからH3ロケットに変わり、打ち上げ可能な重量は約1.3倍になりました。打ち上げ価格もH2Aの約100億円から半減させることを目標としています。良い性能のものができたようです。これで宇宙ビジネスに挑戦できれば最高ですね。
90歳のエド・ドワイトさん、米企業ブルーオリジンの宇宙船に乗って宇宙空間に到達しました。90歳というとお爺さんもお爺さん、近くのレストランへ行くのも一苦労のはずなのに宇宙にまで行くとは、世の中高齢でも、とっても元気な人がいるんだな。エドさんから見るとほとんどの人は若い人です。私も頑張ろうっと。なにせまだ若人なんだから。
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、月面に天文台をすることを計画しています。2028年度から試験的な観測を始める方針だそうです。大気がない月面で、地球では観測が難しい観測を行います。そして宇宙誕生初期の謎に迫るそうです。