皆様おはようございます。
定番の筑前煮。
今年は、年明け数日後にヘビが沢山出てくる夢を見ました。
最後に出てきたのはとても大きなヘビで、人間を丸呑みできるサイズのやつです。
怖かったですね。
色はみんな茶色でした。
縁起が良かったのか、悪かったのか。
何なんでしょうかね。
皆さんは年初め、どんな夢を見ましたか?
さて、今年初めは紅白の話、色々な漫画の最終巻の話など色々考えていましたが、れんこんの話にします。
去年の北陸でのボランティアの折り、時にはマルエーで、時にはロッキーで、度々秘密裏に持ち帰っていたものの中に(お金はちゃんと払っています)、今回の加賀れんこんもありました。
これは輪島のワイプラザで買ってきたもの。
あくぬきすると白く濁りました。
澱粉質が多いと言われている通り、澱粉がボウルに残りました。
輪島産の甘長にさつまいもやナス、石川産椎茸と一緒に天ぷらに。
出来たては香り良く、特に美味しいです。
ジャガイモに似た香りが優しく香ります。
家にあった黒酢で甘酢漬けに。
作って冷やすとシャキッとします。
この料理の時が一番歯応えのある噛みごたえに仕上がったように感じました。
さらにこの度、加賀れんこんの味を確かめる為、通販で購入いたしました。
関東ではなかなか売っていないのです。
まずはれんこんだけできんぴらに。
味付けは醤油、砂糖、味醂、酒、あと一味唐辛子を、少しふりました。
味付けと加賀れんこん独特の風味が噛む度に絡み合って、とても美味しいです。
定番の筑前煮。
他の根菜との旨みと食感の食べ比べが楽しい料理です。
煮物にすると、特に緻密な繊維の食感が特徴的に感じられます。
独特の噛みごこちです。
その食感もあって、他産地のれんこんより柔らかめのれんこんという印象です。
鶏挽肉で挟み焼きに。
れんこんは穴にタネが入り込んでよく密着するので、挟み焼きはとても作りやすいですね。
写真はタレをかけましたが、かけなくても美味しいです。
能登の塩の小袋の最後の一袋をいれ、鶏肉のタネの下味の味付けはそれだけです。
鶏ひき肉の味がさっぱりしているのを補うように、加賀れんこんの風味が旨みを加えてくれたように感じます。
すりおろしたれんこんと合い挽き肉でハンバーグ。
つなぎは卵と片栗粉を適量入れただけです。
仕上がりが思っていた以上に不思議なふんわりとして滑らかな食感になりました。
塩コショウもしていないのですが、肉の味も良くなったかのような仕上がりになりました。
参考に調べた加賀れんこんのレシピに、すりおろしての利用が多かったのはなるほどでした。
パンも試してみたかったのですが、すぐできるクッキーにしました。
ミックス粉の生地で輪切りのれんこんを包み、焼き上げました。
もう一工夫加えた方がクッキーとしては完成されると思います。
けれど味はこれはこれで美味しくなりました。
れんこんパウダーを練り込んだものが製品として出ているようで、なるほどそれは美味しいねと思いました。
こうして色々作ってみましたが、ホクホクとしたジャガイモに似たような優しい香り。
そして繊維が緻密で繊細な食感。
そしてこのれんこんだけの独特の旨みも持っているように感じています。
れんこんのガリっとした噛みごたえが好きな方は物足りなかったりするかもしれませんが、僕はお気に入りのれんこんの一つになりました。
もっと色々試してみたいです。
実は藩政の時代から栽培され、その後食用として選抜されてきたという歴史も古いこの加賀れんこん。
ぜひ皆さんも北陸に行ったら持ち帰ってみてはいかがでしょうか。
それでは、良い一日を。