のんびり起業を目指す日々

好きなことを勉強しながら、のんびりとお惣菜屋さん開業をめざす毎日です。

名古屋から能登へ

2024-09-27 08:31:00 | 日記
皆様おはようございます。

5月を最後に石川県へは行けていなかったのですが、今月の水害を受け、新たにまとまった人数の募集が出ていました。
自分の仕事との折り合いのつく日程で活動予約がとれた為、輪島市でのボランティア活動に参加してきました。
豪雨のあった日は福島に行っていて、その途上で今回の事は知りました。
その電車で読んでいた小説の内容は加賀地方から相馬へ移ってきた人物の話だったので、ここまでの流れは不思議な感じがします。


今回金沢へは名古屋を経由して向かいました。
活動の日程に合う東京からのバス便に、ボランティアバスの集合時間に間に合う早朝着の便が無かった為です。
東京から早朝に着く便は不定期のようなのです。
一方、名古屋からは毎日金沢駅朝5時15分着の夜行JRバスが出ています。


こちらがそのバスです。
トイレ付きで長良川PAでの休憩の後は乗客むけの休憩が無く、都度の休憩で起きてしまうことがありませんでした。

そのバスの出る名古屋までは東京を夕方16時に出て、普通列車を乗り継いで向かいました。
ネットの経路検索でそのルートは出しました。
平日は静岡県内に通勤ライナーがあり、330円が追加でかかりますが、特急用の車両なので30分ほど早く、座席も広く快適でした。
名古屋まで高速バスを使う方法もさらに安価に移動できるのですが、遅延などのトラブルの際、並行する東海道新幹線に逃げられる可能性があるため、東海道本線の普通列車の利用になりました。



金沢到着の朝はボランティアバスの時間まで余裕があったので、試しにトヨタのシェアカーサービスを利用して昼食や朝食をディスカウントショップラムーに調達に行きました。
トヨタのシェアカーサービスは、福島の小高駅に新たに出来ていて、そこで先月会員登録してありました。
シェアサービスのショート利用は安価にちょこっと使えて便利ですね。



ボランティアバスは前回記事にもある五郎島地区を抜けて海沿いへ向かい、里山街道に入って輪島へ進んで行きました。
途中休憩の西山SAの景色です。
おそらく、春に行った志賀町の市街地方角です。
さつま芋畑も見えます。
バスは穴水ICで里山街道を降りて一般道を通り、徳田大津ICから里山街道に乗り直しました。
そこから先は里山街道は復旧途上でクランクや大きな段差が多く、バスは慎重にそれらを通過して行きました。
里山街道は地図上では全通していますが、いまだスムーズに走行できる状態では無いことを知りました。
通らなかった里山街道の区間も、大型バスでの通過には不具合のある箇所があったためなのかもしれません。



今回のボランティアは水害の発災まもない募集で大人数でもあり、正直どのような流れになるのか、スムースにマッチングされるのか、少しの疑問もありました。
その辺りの事情も説明され、活動の開始となりました。
現地のボランティアセンターも被災されてしまってた事、反面現地からの強い要望があった事などの事情から、臨機応変に、そして速やかにボランティアが入れるような体制を作っていただいたようでした。
当日の活動は、水害にあわれた仮設住宅での活動でした。
参加した40名は何組かに別れ、被害に遭ってしまった物の運び出し、そして運び出されて敷地に集められたものの集積場への輸送などに従事しました。
自分は軽トラックでの輸送を希望し、そちらの活動をすることになりました。
運び出すものは、生活再建のために揃えられただろうものばかり、複雑な気持ちで運びました。
想像していたより汚れたりする作業でした。
ですが、前述の複雑な思いからの気持ちでかき消され、気にはしませんでした。
集積場での輸送での途中では、ニュースでも見た倒れたビルがルート脇にあるなど、依然地震の爪痕がそのままになっている輪島の現状を知る事にもなりました。
能登のボランティア活動は、この活動の翌日も別の地区でまとまった人数の募集があり、今回の水害を受けての募集はしばらくかかっていくのではないかと思いました。




帰りのバスでは、差し入れのおにぎりをいただきました。
車中で8個個食べました。
バスを降りる時も勧められたので追加で2個食べました。
その事を伝えて行った事も少しあったのでしょうか、余っていたおにぎりは全て配り終えたようでした。
数年前、新潟で教わった出された物は全部頂いた方が喜ばれるという事は、間違えではありませんでした。
この日食べた分は次の日の朝食べなければちょうど良くなるのです。(極めて個人的な意見です)
おにぎりを差し入れてくれた団体様、ご馳走様でした。




金沢ではバスの時間まで、毎度のシェアサイクルまちのりで運動代わりに市内を走る事にしました。
この金沢の自転車は、回生ブレーキ(ブレーキをかけると電気が発電される)がついているので電池の減りが遅く、少し遠くへの利用も安心です。



前回の記事の五郎島地区に辿り着きました。
朝もバスが通った交差点です。


夜の五郎島金時畑です。
いも泥棒みたいな絵ですが、泥棒ではなくいもサポーターです。
みなさんもぜひ五郎島金時をご贔屓に。

では最後にビーバーぶち上げ(ビーバーの画像をネットに上がることらしいです。)をして終わります。






ふぐにのどぐろ、たこ焼き味。
ふぐは金沢輪島市での水揚げが多いそうですが、地元ではあまり消費されず、多くは大阪で消費されるそうです。
のどぐろ味は新潟でもよくありますが、外れがないですね。
たこ焼き、今回の活動の予約を取った時、たこ焼きを食べていたんです。
奇遇ですね。
右端は金沢市大野地区の直原醤油。
石川の醤油は魚に合うよう甘口で、甘味料が入っているものがあります。
春に行った志賀町のカネヨ醤油はステビア、直源醤油の定番醤油のなおっべはカンゾウ、今回買った木桶仕込み丸大豆はさとうやみりんが入っているようです。
微妙に甘みをつける材料が違うのですね。

さて、これらの味を知るのはこれからになりますね

それでは。









ありがとう五郎島金時

2024-09-23 06:08:00 | 果物 野菜
皆様おはようございます。

春に石川県に行った折に気に入った五郎島金時。
新いもの季節が来たので取り寄せてみました。
この五郎島はどこなのかと、恥ずかしながら今回改めて調べ直してみました。
金沢市の北部にあり、北陸鉄道の内灘駅などがある地域の西隣にあたる地域のようです。
Googleマップの航空写真にすると、畑と思われる地域が多く存在している事が推測できました。
春に近くを何度も通っていたようですね。



今回は自宅用向けの不揃いサイズのものを買いました。
一箱で500円ほど良品よりも価格が安かったです。


洗うと皮は鮮やかな赤色になりました。



まずは焼き芋。
コンベクションオーブンでじっくりと焼き上げました。
ホクホクに仕上がりました。



今回は蒸しいもも作りました。
蒸しても外側は少ししっとりして、中は柔らかくホクホクと、いい香りの風味です。

今回は以前買った時のように全体的にしっとりした焼き上がりの個体はひとつもなく、やはりたまに違う性質が出ることが出るだけなのかなという感想です。
基本的にはやはりホクホクのさつまいもです。



大学いも。
絡めたあんに負けず、上品な甘さが主張してきます。
五郎島金時特有の風味の大学いもになるかと思います。

そしてあんを絡める前の素揚げも、とても香ばしくおいしかったです。
芋けんぴもいいみたいですね。



天ぷら。
天ぷらでは、例えば魚の天ぷらなどと一緒に食べてもそれを邪魔しないような、あっさりとした甘さと香りの仕上がりに感じました。
北陸はしょうゆなども魚料理に合うように作られていたりすることもあり、自然とさつまいもも魚にも合うような風味が選抜されてきたのかなとも思ってしまいました。


いもご飯も炊きました。
いものデンブン質の影響か、お米ももちもちと炊き上がりました。

今回は蒸したいももそうめんなどと一緒に食べたり、大学芋は凍らせて仕事に持っていき中間食に。
9月上旬の貴重なエネルギー源にさせていただきました。
そうしていると、体調も良く過ごせたように思います。
今年の秋は、五郎島金時に救われる秋になりました。
本当にありがとうございました。
また機会があったら、五郎島地域にもぜひ行ってみたいですね。

今日は五郎島金時いもの記事でした。
それでは。









上品にしてなめらか、飛騨の宿儺かぼちゃ

2024-09-22 06:29:00 | 果物 野菜
皆様おはようございます。

今回は飛騨高山地方のかぼちゃ、宿儺かぼちゃの記事です。
この宿儺かぼちゃは以前野菜の勉強をしていた時にも、伝統野菜の一つとして出てきた野菜です。
高山市の丹生川地域で主に作られていて、両面宿儺という当地の伝説上の人物からその名がとられています。



ネットで八月上旬に予約注文しておいたものが、九月上旬に届きました。
真ん中のシールが貼ってあるものは、丹生川宿儺かぼちゃ保存会の認定を受けた、正真正銘の宿儺南瓜ちゃの証拠。
堂々たる姿です。




届いたかぼちゃのヘタがしっかりコルクになっていて、すぐ食べ頃で頂ける状態でくるところはさすがと思いました。



まずは大きいので一気に切ろうとせず、皮に近い部分に刃をまわしながら入れていきました。
力も入らないようにして慎重に刃を入れていきます。
力を入れて一気に刃が入ると危ないですからね。



ぱっかりと二つに切れました。


切った物のうち、プリンにする分の皮をピーラーで剥きました。
ピーラーの切れがイマイチだったので、小さくしてから剥くと具合が良かったです。






最初に作ったのは煮物。
くすりのアオキのこんぶつゆ少量と赤酒、砂糖で仕上げました。
8月に半田屋で食べた甘いカボチャの煮物の味を目指しましたが、あちらは色がついてなかったので、薄口しょうゆか、醤油が入ってなかったかもしれませんね。
自分のイメージよりはつゆの味が強めに入った仕上がりでしたが、噛むほどにホクホクで後味の良い、宿儺かぼちゃ独特の風味が主張してくる煮物になりました。



生でも食べられるとのことで、千切りピーラーで削ってカット野菜にのせました。
カボチャだけで食べると澱粉質の粉っぽさを感じますが、ドレッシングと合わさったりするとその辺は感じなくなります。



定番の天ぷら。
やはりホクホクで品のある甘さが特徴的な仕上がりになります。
天ぷらのカットにして冷凍しておいた分があるので、都度楽しもうと思います。



今回作った中でのおすすめはプリン。
フルーティな甘さが洋菓子にぴったりです。
ざるで漉しただけですが、それでもそこそこになめらかに仕上がりました。
たまらんです。

他にも箱に入っていたリーフレットにあった焼き野菜のマリネなども楽しみました。

伝統野菜のカボチャはねっとり系が多いのですが、この宿儺かぼちゃはホクホク系の西洋種の系統のようです。
以前、私が市民農園で作った東京かぼちゃにも、皮の色だけは似ているような気もします。
フルーティでかぼちゃ臭さがなく、繊細で滑らかな肉質。
おかずも美味しいですが、洋菓子により向いているかぼちゃに、私は感じました。

希少なかぼちゃですが、宿儺かぼちゃを材料にした特産品もあるようなので、そういったものもまた、次回味わってみたいと思いました。

それでは良い1日を。





山古志でバイクの練習

2024-09-11 05:54:00 | 日記
皆さま、おはようございます。

先日、夏季期間に買った青春18切符の最後の1日分を使い、山古志に行きました。
目的は主に野菜の購入とバイクの運転。



東京から八色駅まで来て、ここから30分くらい歩いてバイクショップまで行きました。
調べると10分ほどで着く路線バスも出ていたのですが、スケジュールを考えて今回は歩きにしました。
ちなみに八色は「はっしき」だと思っていましたが「やいろ」と読みます。



今回はこのCT125ハンターカブをお借りしました。
125cc以上で公道を走るのは初めてでしたが、バイクショップで乗り方も一通り教えていただけたのでありがたかったです。




山古志に着くとイナゴが同乗していることに気づきました。
どこからだろう。
ひっついてなかなか離れませんでした。
山古志の野生動物って人懐っこいのが多いんです。
不思議です。


まずは食堂多菜田さんでお昼ご飯と、併設の直売所で野菜を買いました。



食事の後は今まで行ったことの無かった、山古志の最高峰金倉山へ。
この場所が駐車場。
展望台へはここから徒歩5分くらいです。


せっかくなので歩いて登ることにしました。
この辺りは確か熊が出ることもあるような気がしました。
しかしながら、少し山に入ると子供の頃山で遊んだ頃の本能が蘇ってきて、手を叩いて音を出したり、獣の鳴き声の様な奇声をクエーと発したり、時には立ち止まって周りを見まわして物音に耳をすましたりしながら、登って行きました。
そうしていると、自分も獣になったような気分になりました。
もちろん、何らかの姿や気配があれば、引き返すつもりで登りました。
後で調べたのですが、手を叩く、声を出すは、クマ対策として合っていたようです。
山に人間入ってますよーと、獣たちに知らせようと考えてやりましたが、効果がある行動のようです。


山頂では石仏がお出迎え。
では、写真で展望をお楽しみください。



東の方向。


案内所おらたる方向。



振り返ると魚野川方面。
高い位置からの展望が望めます。



一般的にはこちらがおすすめ。
金倉山に行く途中にある薬師の稜。



棚田の風景。



こちらから展望の方が、山古志の景色が近く感じられます。
とても美しい風景です。
車で少し細い道を入ると着くことが出来、車も数台止められるのでおすすめです。



優しい性格のアルパカさん。
野菜はこのアルパカさんのいる牧場でも買えました。





直売所では、やはり神楽南蛮が多く出ていました。
色が鮮やかですよね。

あとはおらたるで少し土産を買い、山古志を後にしてバイクショップまで戻りました。
レンタル時間は3.5時間にしましたが、もう少し時間を長くしても良かったかもしれません。
山古志の道はカーブもゆるいものからヘアピンまでさまざま、登り下りも多く、バイクの練習や、借りたバイクの登坂能力などの性能を推し量るのにとても良い機会になりました。
カブシリーズのギア操作に慣れることができたのも良かったです。
バイクレンタルは、楽しみの中心が運転になって、レンタカーとは違った楽しみがあると感じました。



70km走ったのですが、燃費も秀逸。
125ccは配達仕事にも良さそうです。

このようにまた折を見て、また試してみたいバイクを借りてみたいと思いました。




最後に一つ今回の隠れテーマ。
分は新潟限定雨雪男だと思っていたのですが、そうでもないようです。
この日は持ちました。
少し安心しました。

それでは、良い1日を。