愛車にお別れ

今日は有給休暇をいただき、母の運転手として、通院と高額医療費の還付申請のため市役所に行って来ました。
隣市の市立病院までは自動車で片道３０分強かかります。
道すがら、この車でこの道を走るのは最後だな～とセンチメンタリズムに浸っておりました。

明日、新車が来ます！
でも今日時点で走行距離は１２，４００キロ（７年間）で、愛車とはいえ、あまり乗ってあげなかったので可哀相だったなーと思いました。
さらに査定は２０万円！（新車を買うディーラーにて）
何か、勿体ない気がします。

査定の時って、年式と走行距離がメインで、オプション（フォグランプとかラゲッジトレイとかステレオ）を全然評価してくれないのですね＝＝＝！
フォグランプなんて点け方も知らず、今日ダュシュボードに入っていた説明書を見て初めて点けましたよ～！

今の車は、６年前に亡くなった父の車をそのまま私が相続したのです。
自転車通勤の私は、月に１度位しか乗らないことも多く、洗車もせず、悪いオーナーでした。
父が乗っていた状態そのままにしてあったので、今日、車内の荷物を出す時に、坂本冬美のＣＤが出てきたり、農協の領収書（父が亡くなる１ヶ月前の）が出てきたり、一度も使ったことの無いハンドル横の引き出しに小銭が入っていたりと小さな驚きの連続でした。
後部座席なんぞはまだ購入時のビニールが付いています。（笑）


最後に愛車で父のお墓参りにも行きました。
「おじい、車が替わっちゃうけど、また守ってください。」
私はそう言ってお線香を沢山焚いて来ました。

ということで、私の愛車とのお別れには特別な思いが込められていたのでした。
センチメンタル・ドライブですな。

今日の写真は愛車の“へたくそランプ”（正式名は分かりません）。
へたくそドライバーの私のために、迷うことなく父がオプションで付けてくれたのでした。