毛皮はいらない

今週は動物愛護に関するニュースが多かったように思います。
一番関心が高かったのはＥＵでの犬猫毛皮製品の輸入禁止についてのニュースでした。
犬猫の毛皮なんて・・・と思う方がいらっしゃると思いますが、ちょっとしたアクセサリーや洋服の一部、ペットのおもちゃ等に多くの犬猫の毛皮が使われているのです。
（ウサギの毛等と偽った表示がされています。）

犬猫を殺して毛皮を剥ぎ、商品として生産しているのは殆どが中国です。
中国では動物の福祉、権利についての考え方が著しく先進国と異なり、犬猫だけでなく熊に対しての虐待飼育が欧米の動物愛護団体から厳しい指摘を受けています。

一方、日本では空前のペットブームで、ファッションや一時的な流行としての動物飼育者が多くの問題を生じさせています。
飼い主の無責任な理由で殺処分される犬猫は、毎年全国で数十万匹もいます。
（殺処分は安楽死ではありません。毒ガスで数分間、もがいて、もがいて、苦しみながら死に、ゴミとして焼却処分されるのです。）
そんなお粗末で残酷なわが国は犬猫の毛皮を大量に輸入しても平気なのです。

私は毛皮自体にも反対しています。
@susiebero本編ではトップページに「ＦＵＲ－ＦＲＥＥ.ｃｏｍ」にリンクしていますが、動物の毛皮製品を買わない決意をしています。

ＥＵ諸国は偉い！！！
日本でも、愛犬家、愛猫家の国会議員が超党派で犬猫の毛皮輸入禁止について問題提起してくれないかな～と思います。

今日の写真は食餌量が増えたみみこ。
猫は感情豊かな人間のパートナーなのだにゃん。