お刺身みじん切り

毎日、衰弱する一方の白猫キヨシに強制給餌をするのは辛いことです。
現在は一日中グッタリしており、辛うじてトイレの時とお水を飲む時は数歩歩きます。
食餌は一切拒否しており、自分からは食べてくれません。

そんなキヨシが食べられる物は・・・好物のお刺身なのです。
鮪もホタテも腎不全猫の食餌として良くないことは分かっていますが、食べることは生きる喜びなので、もう好んで食べてくれるものは食べさせてあげたいと思っています。
とはいえ、鮪のお刺身は２分の１切れ、ホタテのお刺身は８分の１切れ程しか一度に食べられません。
キヨシは咬む力も、飲み込む力も弱くなっているので、お刺身はみじん切りにして出しています。
お刺身を持って行くと、それまでグッタリしていたキヨシが別猫のように元気になります。
ガツガツ食べて、またすぐグッタリ・モードになってしまうのですが・・・。（哀）

今日の写真は、ややシャキッとした感じのキヨシです。
昨日撮った写真ですが、珍しく“お座り”していたのでカメラを構えました。

キヨシ、渋いです。


＝追記＝
キヨシのお友達犬、コーギーの小雪さんが肺炎のため亡くなりました。
毎週動物病院でお会いしていた小雪さんは、巨大食道症という難病で、お水も飲めず、歩けず、寝返りも打てず、食餌も大変な心配りが必要なお犬様でした。
でも、飼い主のＳさんの献身的な介護で１２歳近くまで生きることができました。
Ｓさんの日常は、まさに小雪さんに捧げた日々というようにも見えましたが、Ｓさんは常に明るく前向きで、私は何度も励まされてきました。
今日は、Ｓさんのブログから小雪さんの写真を拝借し、勝手ながらアップさせていただきます。

小雪さんは猫が好きで、キャリーケースに入っているキヨシにも興味津々でした。
キヨシは「シャー！」って威嚇したりして。
小雪さんのご冥福をお祈りします。（合掌）