人間スージーベロは漸く穏やかな日常に戻りつつあります。
貧乏でもゆとりのある生活を心掛けているので、この二週間ばかりは堪えました・・・。
肌はまた荒れてしまい、お化粧もできませんでしたが、今日あたりからツルツル感が戻ってきました。
も、もちろん、にゃんずのお世話は何があっても全力投球ですので、ご安心を。
(私がティーンエイジャーの頃『たのきん全力投球』という番組を夢中で観ていましたわ、オホホ♪)
今日の写真は白猫キヨシ三連発です!
キヨシは保護した当初から左右非対称な部位が多く、野良時代の苦労が一目瞭然でした。
オッドアイの瞳はともかく、左耳は垂れたままでかなりアシンメトリー。
猫同士のケンカによる咬み傷が原因と思われます。
保護した時は耳に穴が開き、酷いケガをしていました。
そして被毛がアシンメトリー。
白猫なので写真では分かりにくいのですが、顔や体のあちこちに不毛地帯があります。
これもケンカによる傷が原因で、化膿して剥がれおちた皮膚がどうにかケロイド状に再生したのだと思われます。
最後に顎がアシンメトリー。
現在はふっくらしているので、顎の歪みはあまり分かりません。
しかし、門歯も犬歯もなく、若猫の時に人間に殴られたか、交通事故かで歯が抜け、顎が歪んでしまったのだそうです。(保護時の獣医師談)
こうして見ますと、キヨシの野良時代は悲惨です・・・。
生きるために、キヨシはすごく頑張っていたのだと思います。
推定5歳で慢性腎不全になってしまったことを考えると、ゴミや残飯ばかり食べていたのかもしれません。(今でもキッチンのゴミ箱に顔をつっこみます)
それなのに、保護数日後には私の膝の上にピョンと乗り、人間に飼われていた片鱗を見せました。
キヨシは隣家から行方不明になっていましたが、無責任な人間に飼われていた時期があったと思われます。
キヨシの人間好きは、その頃培われたのでしょうか・・・。
動物病院の常連で、穏やかな性格のキヨシは動物看護士さんたちにも大変可愛がられています。
先日は帰り際に、キヨシを撫でたいと言われた動物看護士さんがいたので、キャリーケースに入っているキヨシをナデナデしてもらいました。
するとキヨシはその美しい動物看護士さんに向かって「シャーッ!」と威嚇したのです。
え?!と思いましたが、キヨシ的には一秒でも早くお家に帰りたかったところ、甘える時間でもないのにナデナデされて怒ってしまったようでした。
でも、動物看護士さんは「キヨシ、怒っても怖くないよ~、歯がないんだから~。」と言って、逆に喜んでいました。
流石、入院時にお世話になったので、キヨシの“歯なし”はご存知でした。
ふふふ、キヨシは唯々可愛く、迫力に欠ける猫らしいです。
よし!明日からキヨシのために頑張って働こう!
(今日は有給休暇をいただきました、えへ。)
↓顎が少し歪んでいるのです。
キヨシ:「そんなこと公開しなくてもいいですよ。」
キヨシ:「ボクはハンサムなんですよ。」