にゃんこと黒ラブ

猫達と黒ラブラドール、チワックスとの生活、ラーメン探索、日常について語ります

ななとりりィの戯れ

2020-08-20 16:31:00 | チワックスりりィ

 先週からもう10日余り、ななの夜散歩にりりィを同伴させて45分くらい、私がななを連れがりりィをリードして熱帯夜の街を歩いている。

 ななはやはり小さくても相棒がいると嬉しいみたいだ。りりィは小さい歩幅でよく歩くというか走る。この数日は抱っこなしで何とか完走できるようになった。



















 部屋の中でも同時にゲージから出してあげて遊ばせても大丈夫だ。りりィがとても素早くてななには捕まらない。踏まれることもない。

 ワンコもにゃんこ同様に複数いると遊び相手ができていい。ななもりりィも若いからいつまでもしつこく戯れて遊ぶ。

 一人で二頭の同時散歩はまだ無理かな。りりィが意外とスタスタいい子で歩いてくれるが、なながりりィにちょっかいかけたくて興奮してしまう。
















 りりィはレオともよく戯れる。レオの逃げ足に鍛えられて必死で走る。レオはすぐ飽きてりりィがあまりにしつこいからキャットタワーやテーブルの上に避難する。

 今日の暑さがこの夏のピークで週末から少し緩んでほしい。今年の夏は何処にも行かない特別な夏になりそうだ。ワンちゃん二頭が家族の絆を見えない糸で結んでくれている。

 早朝も夜もワンちゃん散歩のため暑さなんかにめげないで頑張ろうと思う。




無教養主義に陥る学生たち

2020-08-19 19:09:00 | 日常

 前回、学力を高めようとしない学生たちの実態を書いた。それは「この商品、いくらまで値引きしてくれますか?」と訊いてくる手ごわい消費者の態度とよく似ている。

 70円で買える商品に100円出す消費者はいないでしょう。そんな事をしたら市場原理が崩れてしまう。消費者は同一商品に対しては、最低価格で購入する権利があるだけでなく、そうする義務がある。

 同じ商品を70円で買ったり、気分が向いたら100円で買ったりするようなふるまいを市場で許したら、「神の見えざる手」はもう機能しない。消費者は原則最低価格で商品を購入しなければならない。

 今の子供たちは、この「最低価格で商品を購入しなければならない」という感覚を幼児期から刷り込まれて、それが当然だと思っている。でも、その感覚をそのまま教育の場に持ち込んできたら、何が起こるだろうか?

 今の学生の大半は、単位や資格や免状を教育商品と捉えている。彼らはその教育商品をミニマムの価格(すなわち最低の学習努力)で手に入れようとする。

 だから、124単位取れば卒業できるのに160単位取る勉強好きの学生を見ても「全く無意味なことをしている」と思う。5回まで休めるのに全15週出席する同級生もバカに見えてしまう。

 目標が「学士号を手に入れること」であれば、最小の学習努力で目標を達成することだけに意味があると思っている。ほんとうにそのことを自慢する学生がいる。













 「授業も出ず、レポートも丸写し、試験もカンニングで、何一つ勉強せずに、大学を卒業しました」という「達成」を満面の笑みで語る青年が時々いる。

 彼らは別に皮肉を言っているわけでも、学校教育を批判しているわけでもない。自分が「賢い消費者として、賢い買い物をした」ことを褒めて欲しくて自慢している。

 「学校教育に市場原理を持ち込んではならない」という大命題がある。現場にいればよくわかる。学校教育で子供たちに費用対効果を競わせたら、教育はもうおしまい。その競争では「学力ゼロ」で卒業した子供が勝利者として讃えられるゲームになってしまう。

 でも、その狂ったゲームが今、実際に行われている。学生も保護者たちも、ふつうにそう考えている傾向がある。平然と「受験に関係ない教科なんか勉強しなくていい」と豪語する。無駄なことはしないと。

 だから、受験勉強でも最も効率のよい学習法を血眼で探している。もし「3ヶ月で偏差値10アップ」を看板に掲げる予備校の隣に「1ヶ月で偏差値10アップ」の予備校があれば、そちらを選ぶでしょう。

 つまり、学力を高めることは、もはや学校教育の目的でなくなりつつある。そうではなくて、「いかに少ない努力で、いかに多くの報酬を受け取るか」を競っている。

 費用対効果を競い合っているうちに、その集団では構成員全員がお互いに足を引っ張り合うようになってきた。子供たちは中等教育の段階に至ると、自分の周りの生徒たちの知的成長を阻害することに努力するようにもなる。

 もちろん本人は自分がそんな邪悪なことに熱中しているという「犯意」はなくて、ごく自然に、無意識にやってしまっている。

 一度電車の中で中学生や高校生たちがおしゃべりしてるのを立ち聞きしてみてください。彼らが話しているのは、ゲームの話、タレントの話、ファッションの話、スポーツの話‥‥など、それによって話を聞くことで友達のテストの点が一点でも上がらないトピックに限定される。

 このような気が遠くなるほど痛い日常的努力の積み重ねの上に、現代日本人の恐るべき「無教養」が構築されているのだ。切磋琢磨とか教養主義という日本人の勤勉さはどこにいってしまったのだろう。

 今の子供たちが悪いわけではない。私たち大人がこういう社会システムを作り出してしまった。このようなシステムを健全に変えていくにはどうしたらよいのか、私なりの答えや方向性を持っている。またの機会に続く。








 

 

中華そば『満鶏軒』東京都墨田区錦糸町

2020-08-18 13:56:00 | ラーメン探索

 今日の早朝は曇り空でお日様は出ていなかった。それでもなな散歩ではTシャツがびっしょりになるほど汗をかいた💦

 午前で仕事を早上がりして錦糸町に繰り出す。さっぱりしたラーメンとスタバのアイスコーヒーが目当て。スタバも席数減らして混んでいない。

 年齢重ねて濃いストレートコーヒーが好きになってきた。豆を深煎りするフレンチ系のコーヒーより浅煎りでもガツンと豊潤なコーヒー豆がいい。

 グァテマラとかコロンビアの豆が美味しいと感じる。スタバでは、二杯目のコーヒーが165円で飲める。アイコで身体もクールダウンし二杯目はホットコーヒーが美味しい。









 ここ満鶏軒は久しぶりで3回目の訪問だろうか。もうかれこれ3年振り?くらいだろうか。麺魚のオーナーが2軒目のお店としてオープンした。お得意の雑炊セットは麺魚と同じだ。















 エビスの缶ビールを置いている。とても冷えていて、この暑さからくる喉にはたまらない爽快感だ。付け合わせの鴨肉が少ないが絶品。

 鴨鶏塩らーめん大盛りをオーダー。鴨塩のスープはもの凄く繊細で上品過ぎるくらいあっさり味だった。鴨肉の半生チャーシューだけはどうも苦手だ。この頃の繁盛店では低温チャーシューの半生肉が多い。

 錦糸町地域ラーメンの食べログ評価1、2位がここ満鶏軒と麺魚だが、私は9位のムタヒロが断トツの1位評価だ。ちなみに錦糸町2位は牡蠣ラーメンの佐市。
















 ご馳走さまでした。美味しくいただけました。この後、本屋と楽天地をぶらぶらして早く帰ろう。ななとりりィが待っている。





人間活動のピークと研究活動

2020-08-17 18:48:00 | 日常

 日本全国ほんとうに暑い。浜松で41.1°Cで観測史上1位タイだなんてどうなってるんだ。日陰での測定値だからこれは本当に危ない気温だ。

 外やエアコンのない室内で何かしてはいけない状況だ。セミがアスファルトのあちこちに落ちて無残な死骸となっている。せめて土に還ってほしい。可哀想な姿に胸が痛む。

 将棋の渡辺明棋士がプロデビューから20年過ぎて36歳で将棋界の最高位タイトル名人位を初獲得した。これは史上4番目の遅さだそうである。

 この20年、現役棋士の中では実績も実力もトップ中のトップであるのに、名人戦だけは縁がなかった。挑戦すら今回が初めてである。不思議だ、実力だけでは計れない巡り合わせの運という見えない要素があるのだろうか。

 世の中のあらゆる人間活動において、最も力を発揮するピークというものが必ずあるみたいだ。そのピークは人それぞれで、スポーツの場合は大抵若くして訪れる。

 将棋の世界も20代から30代にかけてがそれだと言われている。羽生善治先生が7冠全制覇したのも26歳の時。体力と知力が無限のごとく溢れ出すのがその年齢の時なのだろうか。













 研究活動も将棋と似てる側面が沢山あって終わりがない。いつまで続けるのかは自分が決めること。40代でスパッと見切りをつける人もいれば、稀であるが70代、80代まで生きてる限り研究活動に携わる人もいる。

 国立大学も独立行政法人化されて、研究成果や実績がアピールできないと国から配布される予算が削られる。それが一年毎に査定される。そのために研究活動以外の書類作成に膨大な時間が費やされる。

 成果アピールのためにまだ未完成テーマの論文をやたらと書く文系研究者もいる。論文は感想文じゃないんだから、テーマに対する仮説と検証をきちんと裏付けや証明が出来ていないと書いてはいけない。

 日本で理数系の2桁に及ぶノーベル賞研究者の活動を見ればよくわかる。彼らは誰一人として国や個人の利益のために研究活動をしていない。先ずは自分の知的好奇心がほぼ全てで、単純に純粋に研究対象が好きでたまらない人々である。

 真理の探究に明け暮れて、その基礎研究理論が正しい事を、証明して、大企業の研究所に応用されて世界規模で役立ったという結果である。つまらない成果のための研究にはおのずと限界がある。

 将棋の研鑽、研究には勝負の勝ち負けに直結するから、大学の基礎研究よりはるかにシビアである。刻々と目の前の勝負の結果が出るというのは凄いプレッシャーだと思う。

 



蒙古タンメン『中本』@千葉県市川市

2020-08-15 15:40:00 | 日常

 早朝は雲があり強い陽射しは陰を潜めていたが、お昼前から強い陽射しは容赦なく風がなく40度近くまでの酷暑になりそうだ。

 自転車で30分もかからないで江戸川渡り市川まで行ける。千葉県といっても松戸と市川は隣町みたいなものだ。昨日から何故か蒙古タンメンが浮かんで食べたくなった。

 蒙古タンメンのHPで店舗情報見てみたら、埼玉県、千葉県、神奈川県にも何店舗か進出しているじゃないか。錦糸町店か御徒町店に行こうと思ったが、市川にあることを知った。

























 たぶん一年半振りくらいの蒙古タンメン。不思議なタンメンだ。麻婆豆腐にくたくたに染み込んだ野菜と、醤油と味噌のコクのある唐辛子中華スープ。

 ここのラーメンはやはり独特のクセがあるから、全くダメな人と何度もリピートする人とに真っ二つに分かれると思う。辛旨みの代表的ラーメンだ。

 麺をほぼ食べ尽くしたらご飯投入してスープとともにゆっくりいただく。ご飯がもの凄く相性いい。麻婆丼よりはるかに美味しい。いろんな美味しいエキス混じり合ったスープ吸い込んだお米はなんとも言えない。麺より美味しい魔法のご飯になる。













 ご馳走さまでした。お隣のおばさまがキリン1番搾りの瓶ビールを美味しそうに飲み干していた。今日は昼ビールを我慢。夕方から家呑みしよう。まだまだ暑い日が続く。