すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

秘密保護法案、反対も今しかないでしょ!

2013年12月03日 | 日々思うこと

本日夕方、特定秘密保護法案を廃案にするよう求めているノーベル物理学賞を受賞した益川敏英氏やノーベル化学賞受賞者の白川英樹氏など、様々な研究者で作るグループが記者会見を行いました。これまでに国内外の2000人以上の研究者から賛同が寄せられたことを明らかにし、「戦後最大の民主主義の危機だ」として改めて廃案を訴えました。

続いては「特定秘密保護法案に反対する音楽・美術・演劇・映像・出版など表現に関わる人の会(略称:表現人の会)」も強行採決に強く抗議するとともに、すみやかに廃案とすることをすべての国会議員に求める声明文を出しました。
 

 

また「アムネスティー・インターナショナル日本」など5つの国際的な人権団体も合同で記者会見を開き、「法案は知る権利を脅かすもので国際的な基準ともほど遠く全面的に見直すべきだ」などと、国際的な人権問題になるおそれもある」と指摘です。政府による人権侵害が起こっても隠されてしまうおそれがあり、法案は全面的に見直すべきだ」と述べ、法案に反対する立場を表明しました。

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水彩画家の外山康雄さんの「野の花カレンダー」も残り一枚になりました。12月はニレ科の落葉高木の榎(えのき)で、一つ一つの実の色が違っており枯葉が実を引き立てています。またかなり前に届いていた「通販生活・秋冬号」(180円)を本日やっと開封です。表紙は「どう考えても原発ゼロしかないよ。」と言う「私はだれでしょう?」で、赤い文字で「この人」は核廃棄物を保管するフィンランドの最終処分場「オンカロ」を見学した。その時の感想を毎日新聞(「風知草」)は次のように伝えていると・・・。そして答えは裏表紙に「私です。」と小泉元首相の顔写真で、カタログハウスならではのユニークな編集です。

自民党を束ねる石波幹事長、「テロ」を撤回しても本質的には変わることなく、ふとNHKスペシャル「原発とテロ」番組(10月7日書き込み)を思い出しました。日本の原発は安全だと平気で海外に売りまくる安倍首相といい、政治と世論がかけ離れているこの政権はやはり異常としか言いようがありません。