すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

特定秘密保護法の成立と近隣諸国

2013年12月11日 | 日々思うこと

今日は朝から穏やかな天気でしたが夕方頃から風も強くなり、明日は雪マークの予報です。日本海は大荒れで打ち寄せる波はテトラポットを超え、じ~っと見ていると何だか襲いかかる白い生き物のようです。

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ところで海の向こうの国は、日本の特定秘密保護法の成立をどう受け止めているのかふと気になりました。韓国の東亜日報は7日付けで「日本は『普通の国』に変わるための軌道に乗った。戦争や軍隊の保有を禁じた戦後体制から脱し、戦争ができる国をつくることだ」と解説です。中国の国営中央テレビも7日朝「軍事国家へ突き進むための強引な手法」と解説し、法案は多くの日本国民が反対している中で通ったと強調です。北朝鮮の朝鮮労働党の機関紙(電子版)は7日、「日帝時代(植民地支配時代)のようにファッショ制度を樹立するものだ」と非難で、各国とも緊張感を高めていることが分かりました。

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麓まで白くなっていた黒姫山は、今日の暖かさでまた雪が消えました。シーサイドパーク多目的広場には今朝もグランドゴルフを楽しむ人たちが集まって、“戦争ができる国”を感じることもないのどかな光景です。知り合いの戦争体験者から「さあ明日から戦争ですということはなく、いつの間にか忍び寄ってくる」と・・・。そして気が付いたときには遅かったと語っていましたが、それなら歴史を逆行させぬようこれからが正念場で、法律の「廃止」が後世への責任であることを忘れずに生き抜きたいと思います。