今日は夏至から数えて11日目の半夏生(はんげしょう)で、ドクダミ科の半夏生の白い花を街なかで見かけることはありません。昨日訪れた相馬御風宅に飾られている花々はすべて野山や庭先のもので、お部屋に花があることで雰囲気が変わり、なんだか御風さんも喜んでいるいるように思えました。県史跡に指定されている相馬御風宅はJR糸魚川駅から直ぐ近くで、遠くからの訪問者が多いことが伝わりました。
玄関先にあった額アジサイが珍しかったのでMさんから一枝いただいて帰りましたが、よく見るとガクといわれる部分がバラの花のようです。
ところで昨夜はニュース番組で衆議院平和安全特別委員会「参考人質疑」を垣間見たので、今日はYouTuveで視聴することに、それぞれの参考人の意見に耳を傾けました。安倍政権の閣議決定を支持する小川氏と折木氏はともかく、伊勢崎氏に「なるほど」とうなづき、鳥越氏と柳澤氏にまったく同感で、特に柳澤氏の説得力のある主張は見過ごせません。
参考人
伊勢崎賢治(東京外国語大学大学院教授)
小川和久(静岡県立大学特任教授)
折木良一(第三代統合幕僚長)
鳥越俊太郎(ジャーナリスト)
柳澤協二(国際地政学研究所理事長)
絶対多数の与党自民党、世論に支持されていない安全保障関連法案を数の力で成立させてよいのかと素朴な疑問が残ります。約1時間30分の動画が終わるとパソコンは自動的に去る6月22日の衆院特別委員会「参考人質疑」になり、こちらの方の違憲・合憲論にも耳を傾けることにしました。元内閣法制局長官のお二人のこれまでの実務からの意見の重さと、それに引き換え安倍政権の軽さを感じました。
参考人
小林 節(慶應義塾大学名誉教授・弁護士)
阪田雅裕(弁護士、元内閣法制局長官)
西 修(駒澤大学名誉教授)
宮崎礼壹(法政大学法科大学院教授、元内閣法制局長官)
森本 敏(拓殖大学特任教授、元防衛大臣)
そんなことで長時間の視聴に少し疲れてしまいましたが、5月に一度咲いて剪定後にまた咲き出した鉢植えの深紅の“大沢のバラ”と孫たちに癒される一日です。