すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

ホリエモン発言と“オレンジアクション”

2015年07月27日 | 日々思うこと

このところネットでは、ホリエモンこと堀江貴文氏の「戦争になったら逃げる」発言が熱くなっています。これは昨年9月の角川学芸出版発行の『死ぬってどういうことですか? 今を生きるための9の対論』の瀬戸内寂聴さんとの対談で、ホリエモンは「戦争は完全に経済の問題であり、近代化を成し遂げた社会ではコストに見合わないから必然的に回避される」という主張でした。さらに「僕は、戦争が起ったら真っ先に逃げますよ。当たり前ですよ」と・・・。

これに驚いた寂聴さんは「どこに逃げられる?逃げる場所がある?」と聞くと、彼は「第三国に逃げればいいじゃないですか」と・・・、「行かれない人はどうするの?」と突っ込まれると、「行かれない人はしょうがないんじゃないですか?」と平然と言い放っていました。一度は国政選挙に出馬し、政治家を目指した人がこれほど利己的とは呆れるばかりでした。

昨日、私も寂聴さん同様に激怒しながら下の娘にこのことを話すと「ホリエモンって正直な人だね。自民党国会議員たちが考えていることそのまんまじゃないの」と・・・。言われてみるとその通りで、先の戦争のときの軍部や政治家の行動を見れば明らかかもしれませんね。

孫たちも夏休みに入り、今日は2人を能生図書館での「夏休み子ども教室」への送迎です。2時間ほどの待ち時間は能生谷の郷の茶店「えほん」でのんびりと休憩をすることにし、能生川に沿って上流へと車を走らせました。県道246号沿いは四季を通しての“フラワーロード”で、色とりどりの夏の花々がいっぱいです。

24日金曜日に「えほん」での陶芸教室があったものの落ち着いてできる状態ではなかったので、前回の焼き上がった作品を受け取って直ぐに帰途に着きました。今日は余裕で県道沿いの何ヶ所かで写真を撮ることにしました。民家のムクゲも3メートル以上の高さになって、25日に貼り付けた白いムクゲとはまた種類が異なっていることが分かりました。

圧巻はオレンジ色のノウゼンカツラの花で、絡まる物体があるとどんどんツルが伸びて毎年、電柱の高さにまでなっています。国会前での“レッドアクション”ならぬ、ここは“オレンジアクション”で通るだびに目に留まります。そして今日からの参院本会議でのアベ首相、ホリエモン発言を重ねながらの視聴です。