愛犬との散歩コースで、ある家の庭先に釣り船草によく似ている花を見つけ今朝写真を撮って来ました。釣り船草は野山の湿地で自生する花で、こんなに海岸に近いところで育たないと思っていたのですが、間違っているかもしれないので今度、家の人に聞いてみようと思います。ところで花の名前が分からないときは花ばかりに集中しないで、葉っぱで観察するのも一考のようですね。では安保関連法案について、政府・自民党の説明がよく分からない時はどうしたらよいのでしょうか。
京都嵯峨芸術大学の竹中らんこさんの「いつでもどこでも切れ目なく アメリカの戦争に参戦」のマンガが手に届きました。これは新日本婦人の会中央本部が作成したA4版のチラシで、裏面は「平和・安全の名で自衛隊がこんなことまで!」と、自衛隊派兵が地球規模で拡大することや後方支援の名のもとで武器や弾薬提供も可能になること分かりやすく描かれています。先日の土曜日、姫川港に海上自衛隊多用途支援艦が入港したとき、上の孫に「日本は旗を振るだけじゃないの?」と言われて、うまく説明ができなかったので今度はこのイラストでと・・・。
ところで昨年7月の閣議決定後の安倍首相の記者会見で、「赤ちゃんを抱いた母親」のイラスト入りパネルが間違いだったのではないかと、3日の衆院平和安全法制特別委員会で民主党の後藤祐一議員から追求されました。これは集団的自衛権の必要性を訴えるため首相の肝いりで作られたパネルですが、「新3要件」があいまいで言い訳上手の安倍首相には呆れてしまいました。当時いち早く、パネルの事例のイラストの間違いを知り合いの弁護士らが指摘していましたが、さて真に受けた国民はどうするのでしょうか。
今日は午後から「九条の会糸魚川」の世話人会で、糸魚川地区公民館へと急ぎました。新しくなった公民館の各階の研修室はいつもカルチャー講座でにぎわっており、帰り際に陶芸教室のメンバーYさんにお会いしました。日中とあって利用者はほとんどが年金生活者の人たちで、平和であればこそと再認識しながらの帰途です。そして九州電力川内原発1号機、原子炉に核燃料を装着という再稼動への最終段階ニュースに、フクイチを忘れたこの国はいったいどうなってゆくのかと気分はブルーです。
そんな中で夕方、「gooブログ・1年前の記事」が届きました。昨年5月11日に亡くなった能生地区の村山常雄さんのことを書き込んでいました。70歳からパソコンに向かってシベリア抑留者死亡者名簿を打ち続け、「絶対に戦争をしてはいけない、戦争の仲間にならない、巻き込まれてもいけない」と訴え続けた故人を思い浮かべながら、このままではいけないと元気をいただく終日です。