すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

知らずに浴びている電磁波の危険性

2016年05月22日 | 本・雑誌・映画

電磁波の危険性について日本国内ではほとんど報じられておらず、これまで月刊『食べもの通信』では、ダイオキシン・環境ホルモン国民会議理事長の水野玲子さんの“見えない有害物質と子どものと健康講座”で何度か取り上げてきました。

本誌5月号では「“スマホ”で子どもの脳は大丈夫?!」特集号で、三大発生源は携帯基地局・スマートメーター・・リニアなど、携帯電話で脳腫瘍と精子異常の恐れを指摘した編集内容です。先週の役員会で、本誌の申し込みが多いことを食べもの通信社から報告され、毎日身近に使っているだけに関心の高さが伺えました。

子どもは頭蓋骨が薄く、免疫系も未発達で電磁波の影響を受けやすいと考えられ、学校内の無線LANで体調不良を訴える子どもたちが増えるなどの事例や、電磁波が発達障害にも影響し、妊娠中の携帯電話が危険なことなどを環境ジャーナリストの加藤やすこさんが取り上げています。

また電磁波問題市民研究会事務局長の大久保貞利さんは、自然界の太陽が発生する電磁波と違い、人工の電磁波は強いエネルギーで生命体に大きなダメージを与えることで、いつも人体の近くに置かれ長時間電磁波を発生させている携帯電話やスマートフォンの影響は深刻であることを指摘です。

今回の特集で私も初めて、諸外国では電磁波の厳しい規制が進んでいることを知り、日本では企業への配慮で知らされていない現状と、「知る権利」「知る義務」を考えてしまいました。

このところの皐月晴れの温かさで、隣りの孫たちの家の駐車場横の花壇のバラが咲き出しました。管理はほとんど私の担当で、というよりも私が勝手に植えたバラで、子どもたちの成長を見ているようで目を細めています。上の写真は京成バラ園の四季咲きの「ハイランド」で植栽3年目、春は秋に咲く花よりも色が濃いめです。下は大輪のカップ咲きのつるバラ「ピエール・ドゥ・ロンサール」で、花びらが虫に食われてもきれいに咲きました。

ところで市の関係する仕事をされている方から、『食べもの通信』4月号特集「発達障害 食事療法からのアプローチ」を読んで、「今まで知らなかったことで驚きました」と・・・。健康へのアプローチ情報がいっぱいで、嬉しいことに定期購読の方が増えていますが、「図書館にも置いてほしい」という市民要望もあり、前年度に見本誌持参で教育委員会担当課長にお願いに伺ったところ財政難を理由に断られました。ちなみに魚沼市の大平悦子市長は「担当課でも活用します」と、嬉しい定期購読です。

年間購読8千円の心身ともに健やかな暮らしへの答えがいっぱいの専門誌ですが、「日本一の子どもを育てる」と声高らかな糸魚川市にあって、さて新年度になって管理職らの認識が少し変わったでしょうか。さらに“年功序列人事”に市民の不満も聞こえますが、“有能なる人材”が隠れて見えないことにもかなり問題があるようですね。

※『食べもの通信』http://www.tabemonotuushin.co.jp/