すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

無競争から一転の糸魚川市長選と福島第一原発2号機と

2017年02月04日 | 地震・原発

任期満了に伴う糸魚川市長選は4月9日告示(同16日投開票)で、現職の米田徹市長(67)が4選を目指して無競争ではといわれてきました。そんな中で古畑浩一市議(57)が出馬表明し、12年ぶりの市長選挙とあって巷は賑わっています。

また世代交代が求められている市議会議員選挙(定数20)は欠員のようで、「安い報酬」一因が前面に出ています。2013年春の改選後、糸魚川市議会は「安い報酬ではなり手がない」と議員報酬を2回アップしていますが、私が現職の時には「報酬がいくらでやる仕事でない」と主張してきた経緯があります。ところがその後の市議会は全会一致の賛成で値上げを可決ですが、市議らは後継者を出すこともないままの“馴れ合い”のお粗末さです。

今日は朝から青空の中を外出し、日没近くの姫川桜づつみ周辺から夕焼けの頚城の山々を撮りました。この時間になっても雲のない晴天の一日でした。夜遅くになっても市長選などについての電話が続き、過去2回無投票当選の市長だけに、古畑浩一市議の出馬表明を喜んでいることが伝わります。

ところで去る30日以後、気になっていることは福島第一原発2号機で、東京電力は2日、原発2号機の格納容器内部で撮影した映像を公開です。分析の結果、グレーチング(金属製の格子状足場)に穴が2カ所見つかり、内部の放射線量は最大毎時530シーベルト(推定)で、第一原発事故で観測された放射性線量としては最大であることが分かりました。

東電は数値には誤差があるとしながらも、毎時530シーベルトは1分弱で人が死ぬほどの高いレベルであるだけに、これをどのように取り出すかは至難の業で国は見てみぬふりを続けるのでしょうか。原発問題に限らず何事も無関心では国も地方も暴走で、これからも糸魚川市長選や市議会議員選もしっかりと注視してゆきたいと思います。(個メールにお答えできないこともありますのでご容赦くださいますよう)