すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

憶えていないだけで済まされる世界と鋭い「記者の目」

2017年03月24日 | 日々思うこと

3月の終わりというのに今朝は気温3度で近郊の里山も白くなって、寒の戻りの中で市内小中学校の卒業式です。気が付けば国道148号沿いの明星セメント工場の向かい側の市内でも早く咲きだすという桜がすでに開花です。

昨23日は、国会での森友学園籠池理事長の証人喚問の中継を注視です。このところの「共謀罪」も南スーダン日報隠ぺい問題もオカシナことばかりが続くアベ政権ですが、これらの問題は権力の暴走とお金が根底にあることが伝わってきます。

23日夜、アベ首相の妻の昭恵氏は自らのフェイスブックで一連の森友学園問題で、籠池理事長の証言に反論し「100万円の寄付金を渡したことも、講演料を頂いたこともない」と金銭の授受を否定です。「憶えていない」という照恵氏は3回、塚本幼稚園に行っているそうで記憶が特定できないのでしょうか。

24日の参院予算委員会で自民党はこれを是として、国有地払い下げへの関与を正面から否定し、さらなる証人喚問は必要なしの幕引きの姿勢です。どちらかが嘘をついていることで、アベ首相は国会で「私や妻が関係していれば総理大臣も国会議員も辞める」と発言していたことを、国民は忘れることなくしっかりと記憶しておかねばなりません。

23日付け糸魚川タイムスに掲載された「記者の目」、糸魚川市の抱えている様々な問題・課題を追い続けた記者だから書ける内容です。米田市政3期目の糸魚川市の抱える問題は、山積みで複雑化しており市議会のチェック機能も低下の一途です。何一つ解決しないまま4期目を迎えようとしていることに市民もしっかりと注視せねばなりません。国も地方も政治にお金が絡むと、人間性まで見えてくるおぞましい世界であることは言うまでもありません。