すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

首相主催の「桜を見る会」の私物化と国家行事

2019年11月11日 | 日々思うこと

8日の参院予算委員会で、毎年春に都心の新宿御苑で開かれている首相主催の「桜を見る会」について、田村智子議員(共産党)の質疑にしばし耳を傾けました。

国家予算による「桜を見る会」は、何らかの功労があったとして内閣府からの招待ですが、年々参加者も増えて予算も増額です。アベ首相の地元では後援会がとりまとめ参加者が多くなっていることを指摘されると、個人情報を持ち出して答弁を避ける首相です。

無料で樽酒からオードブルやお土産までふるまわれ、政治家個人でやったら公職選挙法違反で、公費を使って堂々とやっていることで「税金の私物化ではないか」と批判されても仕方がありません。

昨日曜日の秋晴れの都心は厳戒態勢の中、令和天皇即位の祝賀パレード御列の儀で、テレビ各局は一斉に中継です。この日の沿道には11万人を超える人たちで溢れ、全国から2万6千人の警察官というから驚くばかりです。国事としての一連の即位の礼はこれで一区切りのようで、166億円を超える盛大な国家行事でした。

今日は昼過ぎに上越の友人がやって来て、天津神社近くの喫茶扉でお茶をしながら、しばし即位の礼などに話しが盛り上がりました。その後は予約の歯科医院へと急ぎ、治療を終えて小雨と雷の中を帰宅で、夜は木枯らしが吹き始めています。明日は台風19号から一ヶ月、被災地にも冬が近づいており一日も早い復旧と再建を願う終日です。

毎日新聞ニュースメールで『即位の礼パレード見ないと「非国民」?』に、慶大名誉教授小林節さんと真面目に天皇制を考えるひと時です。https://mainichi.jp/articles/20191108/k00/00m/010/141000c