すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

日韓GSOMIA協定と“落鮎”のごとく生を終えること

2019年11月23日 | 日々思うこと

11月も残り早や一週間、韓国によるGSOMIA(日韓軍事事情報包括保護協定)の失効で、協定は終了せず効力維持というニュースです。ギリギリのタイミングで韓国はどうしてGSOMIAの効力停止に至ったのか政治的な背景はともかく、一先ずは隣国との最悪の状況から回避で“平和こそすべて”です。

今日は勤労感謝の祝日で、朝から青空で風もなく最高気温16度を超える穏やかな一日です。洗面所の窓から見る隣りの孫たちの庭の桜の木もすっかり落葉し残り少なくなっています。

このところ知り合いらの訃報が続きます。毎年この時期に長野からおいしいリンゴを届けてくれる農家のYさん、昨夜の電話で先月末に亡くなっていたことを知りました。“生”あるものはいつかその終わりがあり、人生の折り返し点を過ぎると誰もが“死”に向かっていることは否めない現実です。

本日のタイムス紙「季節のうた」欄で、上越市出身の児童文学作家の杉みき子さんが「落鮎」について綴っていました。秋になると、産卵のために川を下っていく落鮎、生き生きといのちを謳歌していた夏の間とは違い、産卵の先にあるのは“死”のみ、鮎自信も本能的にそのことを自覚しているのだろう。落鮎といえば、生あるものが生を終える直前の、いさぎよさと美しさが連想されると・・・。

春に咲く桜の花も厳しい冬を前にして、今この時期に枝先に花芽を付けているという、私もまた隣りの庭の桜の花をもう一度見たいと残された時間を丁寧にと思う昨今です。一年前のgooで「いのち・愛・人権」糸魚川展のことを書き込んでいました。 住井すゑさん『橋のない川』上映会と増田れい子さんと

米山隆一前新潟県知事(弁護士・医学博士)が、論座RONNZAで「桜を見る会」が日本政治に突きつけた本当の問題、民主主義国家であり続けるかどうか問われていると・・・。https://webronza.asahi.com/politics/articles/2019111700003.html?fbclid=IwAR06UET8jpqZfBApEBh_Z_UFzd9E5qL7_lKuGEvO-vjge_8FhhNEZtYzEck