すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

如月の終わりの激論!原発再稼動と日本のエネルギー政策

2015年03月01日 | 日々思うこと

28日深夜の朝まで生テレビ、「激論!原発再稼働と日本のエネルギー政策」を久しぶりに視聴で、途中で何度かウトウトとしたものの珍しく4時を過ぎての最後まで耳を傾けました。以下12人による激論で、テーマが原発だけに発言する人がかなり偏って、田原総一郎氏の進行が終始気になりました。

飯田泰之(明治大学経済系准教授)
池田信夫(アゴラ研究所所長)
嘉田由紀子(前滋賀県知事)
後藤政志(NPO「APAST」理事長、元原子力プラント設計技師)
澤田哲生(東京工業大学原子炉工学研究所助教)
吉岡斉(九州大学教授、元政府事故調査委員会委員)
徳田勝章(元川内原発次長)
西本由美子(NPO「ハッピーロードネット」理事長)
藍原寛子(ジャーナリスト、ジャパン パースペクティブ ニュース代表)
吉野実(テレビ朝日報道局原発担当)
 

山本一太(参議院議員)

原発再稼動に慎重な飯田泰之経済系准教授の発言は説得力があった反面、同じ経済論理でも池田信夫氏に至っては燃料輸入の3兆円を脅しのように主張です。さらに池田氏の司会者無視の好き勝手な人の話を聞こうとはしない態度といい、原発再稼動推進者らはCO2削減の環境問題を取り上げながら核のゴミ処理問題になると黙秘で、いのち軽視の論理には呆れるばかりでした。

元プラント設計技師の後藤政志氏の、国内の原発はいつでも事故が起こりえるという主張や、福島NPO理事の西本由美子氏の発言はメディアがまったく伝えない内容で、4年目を向かえる被災地の実情などに驚くことも度々でした。番組最後に再稼動についてのアンケートでは、賛成20% 反対77% その他3%という結果に救われましたが、それにしても安倍政権のエネルギー政策に明るい未来を感じることができない如月の終わりです。

28日土曜日は寝不足の中を午後から上越文化会館へ・・・、小学生の孫のヤマハ音楽教室の発表会へと車を走らせました。

そして今日から弥生3月、朝から冷たい雨で“春は名のみ”を感じながら、やっとお雛さまを飾りました。40年近く前に東京浅草橋の人形問屋で求めた木目込みのお雛さまは私の一番のお気に入りで、毎年4月まで飾っています。城下町村上町屋の人形さま巡りもいよいよ明日から始まり、時間があったらまた出かけたいと思うものの3月は何かと予定がいっぱいで忙しくなりそうです。