すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

桜日和の新たなスタートと国交省副大臣の辞任と

2019年04月05日 | 日々思うこと

朝から気温上昇で午後には18度を超す暖かさですが、突風が続く一日です。黄砂も飛んでいるのか車も汚れ、目もショボショボ状態です。

強風の中を根知の“じじ”さまが来て耕運機で近くのファミリー畑を耕してもらい、じゃがいもの植え付けなどの作業です。私はボーっと見ているだけですが、庭の生ゴミ処理容器を移動してもらい大助かりです。

今日は下の孫の新学期のスタートで、いよいよ高学年です。上の孫も入学式で、新しい制服がよく似合って6年間の遠距離通学を見守ってゆきたいと思います。

午後から市内美山公園近くの友人宅へ所用で出かけ、ついでに公園まで上がって桜の花の探索です。古木の蕾は風当たりが強いことでまだ固く、開花はもう少し先のようです。ここは標高も高く、雲一つない青空の頚城の山々が目の前で心洗われる思いです。

その後、近所の八久保郵便局へ出かけると公園の桜は8分咲きで、昨年バッサリと枝が切り落とされた古木もたくさんの花をつけ、その生命力に目を細めました。

隣りの孫たちの庭の桜も一気に開花し、今冬は野鳥たち蕾を食べられることもなく見事な花ぶりです。

「忖たく」発言の本県選出の塚田一郎国交省副大臣、「迷惑をかけたので・・・」と本日辞任です。しかし「私の発言は事実と異なる」と言い、どこが異なるのか分からず辞めればよいということでもなく、「忖たく政治」がなくなるはずもない問題が見え隠れの一日の終わりです。


国も地方も自民一強政治では未来は暗雲・・・

2019年04月04日 | 日々思うこと

連日の寒さも今日は少し和らぎ、昼頃から気温上昇ですが風の強い一日です。午前中、NHK参院決算委員会に耳を傾けると、自民党吉川ゆうみ議員の質問では、首相らへの「ありがとうございます」、「深くお礼申し上げます」、最後は「深く感謝申し上げます」と、気になる言葉が続きます。

塚田国交省副大臣の「忖たく」発言といい、これはいったい何でしょうか。国も地方も自民一強政治では孫たちの未来も危うく、女性議員だから良いという短絡的な風潮にも首を傾げてしまいます。先月30日に告示された統一地方選も後半戦になり、「投票は未来をつくる大人の責任」であることが上越市などの激戦区から伝わってきます。

 

新潟市南選挙区では、福島原発事故で2012年に福島県郡山市から自主避難している磯貝潤子さん(45)が、無投票当選3期目を目指す自民候補に初挑戦です。連日がんばっている様子を、3日付け毎日新聞が鋭い記者の目で記事にしています。

磯貝候補は「自民県議はヤジや無駄話、挙句には野党の発言時に離席する。まともに議論に応じない人たちに県政は任せられない」と・・・。一方の自民党候補は「与野党対決の構図になり、争点が原発再稼働の一本になって他の課題が議論されないのは本意ではない」と・・・。そんなことで有権者へ争点を分かりやすくした記事です。

昨日の書き込みに反響も大きく、「世界ジオパークの糸魚川市、市長の狭い心にがっかりで、今回の発言で本音が出ましたね」と・・・。また新潟市の元教師から「糸魚川市長の発言は許せませんね。そうやって教職員を委縮させ、やることを強制することが教育をダメにしていることの自覚が全くない。教育委員会法の改悪が首長の教育への介入発言を強める典型例で今後も警戒です」等など、たくさんのご意見が寄せられました。

※米田市長は3選無投票と書き込みましたが、正しくは平成17年の合併時から4期目で、過去2回が無投票当選でしたので直ぐに修正をしました。


教職員歓迎式での「嫌ならどこかへ」市長発言と国交省副大臣の「忖たく」

2019年04月03日 | 日々思うこと

今日も朝から気温が上がらず寒い一日で、“政治家の言葉はいのちとり”が伝わってきます。先ず一つ目は2日付け糸魚川タイムス、市教職員歓迎式糸魚川市長の「嫌ならどこかへ」発言記事です。

これは1日に行われた市教職員歓迎式での米田市長の激励挨拶で、全小学校14校で取り組んでいる「陰山メゾット(反復学習法)」について、「嫌だという人は早めに言ってもらって、どこか他へ」、「共感しない人はしなくてよい」という発言です。何で教職員歓迎式で市長がこんな発言をするのか、教育現場に影響があるだけに巷では驚きの声です。

本日午後、その会場となった市役所と隣接する市民会館の前を通ると、開花した桜と「松本糸魚川連絡道路“事業化”」の垂れ幕が目に留まりました。

二つ目は、参院新潟選挙区選出の自民党塚田一郎国土交通省副大臣の「忖たく」発言です。こちらは1日に福岡県知事選での応援会場で、本州と九州を新たに結ぶ道路事業の調査で、アベ首相と麻生副総理の意向を「私が忖たくした」と発言で、こちらも驚くばかりです。

今夜の各局のニュース番組でも取り上げられ、報道ステーションでは全発言が流されて、塚田副大臣は道路事業化は民主党政権の時に凍結されたが、自分が国の直轄事業として新年度予算に調査費4,000万円計上したとの発言です。番組では直ぐに民主党政権ではなく、自民党政権福田首相の時であると報じましたが、副大臣としてのこの認識にも呆れるばかりです。

本日の衆院厚生労働委員会で、塚田副大臣は撤回と謝罪でアベ首相は塚田副大臣の続投を明言ですが、それで事が済むはずもなく“政治の私物化”を感じてしまいます。写真は強風で落ちてしまった庭の桜の蕾をグラスに入れ、菜の花と一緒に飾りました。

アベ首相にスリ寄る塚田副大臣の発言といい、4期目の糸魚川市長の教職員歓迎式での「嫌ならどこかへ」発言も、閉ざされた地域での“おごり”なのでしょうか。また教育分野に限らず“お気に入り”の市民しか充職としない市政の“ゆがみ”の一端をも垣間見てしまう凍える寒さの終日です。


「令月・・・風和らぐ」とはほど遠い桜の花に雪吹雪

2019年04月02日 | 日々思うこと

今朝は万葉集「月・・・風らぐ」とはほど遠く、4月とは思えない寒さで、庭には昨夜からのなごり雪で白くなっています。先日、造園屋さんが来て冬囲いを取り外したばかりで木々たちも震えているようです。

時は刻々と過ぎ、3月にアップすべき写真を今頃になっての貼り付けです。外山康雄さんの野の花カレンダーは、モクレン科の紅辛夷(べにこぶし)です。そういえば庭の隅の薄紅色のモクレンはどうなっているのか、晴れ間に確認をしなければ・・・。

月刊『食べもの通信』3月号は、“40を過ぎたら、食事と生活を見直して、脳を若返るせる!”特集です。我が脳も年を重ねる毎に劣化し、先日はクリスマスローズをローズマリーと書き込んだりとカン違いも多く、翌日に気づいて修正する情けなさです。そうそうパソコンもそろそろ寿命で、画面表示が思わしくなく取替えのようです。

昼過ぎの隣りの孫たちの家の窓からの桜の蕾も少し膨らんできましたが、「♪春は名のみの寒さ」で、この直後に季節外れの雪吹雪です。

ところで上越市高田観桜会も昨日からスタートで、今日はNPOの観測木での開花宣言がありました。夕方のローカルニュースでは、観桜会の桜の花に雪吹雪の映像です。寒暖差の激しい昨今、皆さまもどうぞご自愛くださいますよう。


新元号「令和」は中国「帰田賦」(きでんふ)から・・・

2019年04月01日 | 日々思うこと

今日から卯月4月、いよいよ新年度のスタートです。朝9時に予約の市内総合病院での定期検査に行き、その後は能生地域の友人の所へ立ち寄ってから、寒空の中を上越市へ出かけました。

昨日のかに池交差点で友人Fさんとお会いすることができなかったので、いつも利用する直江津の蔵カフェで昼食をご一緒にし、2時間ほど激戦の県議選のことなどで会話が弾みました。その後は、娘の所へ寄って元気な孫の顔を見ることで市内を走りました。

市内の県議選ポスター掲示板を撮り、候補者6人のうち原発に「NO!」は小山よしもと候補とひららぎ哲也候補だけであることを確認です。女性候補2人の「原発スルー」にはそれぞれの理由があるようですが、“いのちを生み守り育てる母親”の認識が問われるところで、さて上越有権者の判断はいかがでしょうか。

ところで新元号「令和」の発表を蔵カフェのテレビで見ながら、オーナーらとしばしの雑談です。「平成」が中国の古典からのものあったことを知り、今回の新元号は日本の古典からと自民党内から“中国アレルギー”があったそうです。

アベ首相によれば「令和」は日本古典である万葉集からだと強調し、首相を支持する保守層の期待に応えたようですが、実はこれは中国の偉人、張衡の書いた「帰田賦」(きでんふ)が出典のようです。結局、漢字文化の日本はお隣の中国とは切れない長い歴史があり、新元号に世界の平和を願うばかりです。

東京新聞web「観梅の宴題材 平和な文化象徴 初の国書、万葉集出典」https://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201904/CK2019040202000133.html

お店のストーブも片付けられることなく寒い一日で、今日は暗くならないうちに帰宅し、2日連続の遠出に少々疲れ気味です。夜10時頃には気温0度台になり、深夜には“なごり雪”の凍える寒さです。