亀戸天満宮の梅の花(東京都江東区)
こんにちは。
今日も皆様、ありがとうございます。
「心」は、果たして鍛えれば必ず強くなるものなのでしょうか!?
私は、心は必ずしも強くなるものとは限らないと思うのですね。
なぜなら、「鍛える→必ず強くなる」とわかりきっているのなら、誰だってメンタルトレーニングをやっているはずです。
しかし、現実には、「心そのものが強くなる」のではなく、「姿勢や感じ方が変わった結果、心の在り方も変わった」という場合がほとんどな気がするのですね。
それに、「心が強くなる」って、結局はどういうことを指すのでしょうか。
たとえば、鈍感になることが強くなるというのなら、それは、引き換えに、細やかな感性を犠牲にすることにはなりませんか。
あるいは、人を傷つける力を強く持つのなら、それは、人に嫌われる要素を色濃くするだけで、
「強くなる」意義はさほどないものと思われても、仕方がない気がしませんか。
「意志を貫徹する」という、一見好ましそうな場合ですら、ややもすれば、「他を受け入れたり、広い視野を持つ柔軟性をなくす」とも言えたりするわけです。
そうです。
世間一般に言われる「強い」状態でも、見方を変えれば「弱く」なっている部分があるわけです。
理想的な状態を目指すことは否定しませんが、
強くなりたいとして、じゃあ、どれくらい強くなりたいのか、どういう風な強さが必要なのかを考えると、
実は、超人的なレベルを目指しているという場合がほとんどではないかと思うのですね。
そしてまた、そもそも、心はそんなに簡単に強くはならない場合だって、本当は多々あるのが現実なのです。
どんなに心が強そうに見える人でも、ふとした仕種や一言に傷ついてしまうことはあります。
あるいは、それまで頑張っていたとしても、ふとした風向きで傷つきやすくなってしまうことだってあるでしょう。
では、どうすればしなやかに生きられるか。
心の感じ方、つまり受け取り方を変えればいいのです。
どんなに体が強い人でも、柔道で投げられたら、受け身を取りますよね。
まさかそのまま投げられては、一たまりもないでしょう。
それと同じなんです。
心を強く持っていきたくなるのはわかります。
しかし、現実には、強くしたところでどうしようもないことのほうが多いのです。
それならば、考え方や感じ方、受け取り方を工夫したほうが早い。
そうでなくとも、「強く」なるデメリットがあることにも、きちんと目を向けたほうがよいのです。
繰り返します。
心は、強くはならないのですよ。
もし言うのなら、丸腰で自然体であるのが、一番強い状態なのかもしれません。
こんにちは。
今日も皆様、ありがとうございます。
「心」は、果たして鍛えれば必ず強くなるものなのでしょうか!?
私は、心は必ずしも強くなるものとは限らないと思うのですね。
なぜなら、「鍛える→必ず強くなる」とわかりきっているのなら、誰だってメンタルトレーニングをやっているはずです。
しかし、現実には、「心そのものが強くなる」のではなく、「姿勢や感じ方が変わった結果、心の在り方も変わった」という場合がほとんどな気がするのですね。
それに、「心が強くなる」って、結局はどういうことを指すのでしょうか。
たとえば、鈍感になることが強くなるというのなら、それは、引き換えに、細やかな感性を犠牲にすることにはなりませんか。
あるいは、人を傷つける力を強く持つのなら、それは、人に嫌われる要素を色濃くするだけで、
「強くなる」意義はさほどないものと思われても、仕方がない気がしませんか。
「意志を貫徹する」という、一見好ましそうな場合ですら、ややもすれば、「他を受け入れたり、広い視野を持つ柔軟性をなくす」とも言えたりするわけです。
そうです。
世間一般に言われる「強い」状態でも、見方を変えれば「弱く」なっている部分があるわけです。
理想的な状態を目指すことは否定しませんが、
強くなりたいとして、じゃあ、どれくらい強くなりたいのか、どういう風な強さが必要なのかを考えると、
実は、超人的なレベルを目指しているという場合がほとんどではないかと思うのですね。
そしてまた、そもそも、心はそんなに簡単に強くはならない場合だって、本当は多々あるのが現実なのです。
どんなに心が強そうに見える人でも、ふとした仕種や一言に傷ついてしまうことはあります。
あるいは、それまで頑張っていたとしても、ふとした風向きで傷つきやすくなってしまうことだってあるでしょう。
では、どうすればしなやかに生きられるか。
心の感じ方、つまり受け取り方を変えればいいのです。
どんなに体が強い人でも、柔道で投げられたら、受け身を取りますよね。
まさかそのまま投げられては、一たまりもないでしょう。
それと同じなんです。
心を強く持っていきたくなるのはわかります。
しかし、現実には、強くしたところでどうしようもないことのほうが多いのです。
それならば、考え方や感じ方、受け取り方を工夫したほうが早い。
そうでなくとも、「強く」なるデメリットがあることにも、きちんと目を向けたほうがよいのです。
繰り返します。
心は、強くはならないのですよ。
もし言うのなら、丸腰で自然体であるのが、一番強い状態なのかもしれません。