50年近く同じ屋根の下で暮らした母親を施設に入ってもらうことになった。非常に複雑な気持ちで、なんとも言えない。映画「姥捨て山」の場面が目に浮かんで浮かんでたまらない。無理やり騙して入れる家庭もあると聞くが、それだけはやりたくないのでものすごい説得が必要だった。新しい環境に少しでも早く慣れることを願いたい。施設のエレベーターの工夫も最近ではいろいろあり、認知症のかたが簡単に出られないようになっている。私も操作がわからず職員に聞いて下の階へ降りることが出来た。今日は黙っていたが、火災のときはどうなるのだろう。