かれこれ梅干しを漬けだして
30年以上経つでしょうか
我が家の生活にしっかりと根付いている梅干し

手間がかかって大変って思われるでしょうが
作るプロセスはいたって簡単です

6月初旬八百屋さんの店先に
黄色に熟した梅が並び始めます
この時期を逃さず完熟した梅を買ってきます
梅はさっと水洗いして
たっぷりの水に一晩浸して
アク抜きをします

ザルに梅をあげ水気を切り
竹串でなり口のヘタを取り塩で下漬けし重しをする
我が家は梅の2割の粗塩で下漬けします
減塩を作る時はホワイトリカ35度を入れてください

3~4日で透明な漬け汁が上ってきたら重しを半分にし
赤紫蘇の準備をする
このまま赤紫蘇が出回るのを待ちます

今日産直市に行くと赤紫蘇が売っていたので早速購入
葉だけを摘み取り水で洗いザルに上げ水けをきる
ボールに赤紫蘇を入れ塩を振ってよく揉む
黒色のアクが出てくるので絞りアクを捨てる

梅の上に塩揉みした紫蘇をかぶせるように入れてください
落としぶたと重しをし土用干しまで保存
時々赤梅酢の色やカビてないか点検してくださいね
一年のうち梅雨のわずかな時期にしか手に入らない梅は
日本の保存食として色々な漬け方をされています
それぞれの家庭ならではの味~
ほんまもんの味を伝えていきたいですね