タカネナデシコ(ナデシコ科)「高嶺撫子」2006.07.16暑寒別岳箸別ルート9合目
ナデシコ科の多年草。本州中部以北の高山の岩礫地に生える。高さ約二〇センチメートル。葉は対生し披針形で白粉がある。夏、茎頂に紫紅色の五弁花を開く。花弁は著しく細裂し、萼の下には四個の苞葉がある。花は大きく花色も濃い。
別名 オノエナデシコ「尾上撫子」
名の由来は、高山に咲く撫子の仲間
「撫子」の由来は、撫でるようにして大切に扱う子供と言う意味で、和歌、万葉集からの花名。
別名 カワラナデシコ「河原撫子」、ヤマトナデシコ「大和撫子」(日本女性の清楚な美しさをたたえていう語。)、ひくれぐさ「日暮草」。古名ではとこなつ「常夏」。
北海道、東北にはエゾノカワラナデシコの近縁種がある
仙翁、岩菲、石竹、カーネーションも同じ仲間。
花言葉は思慕