逝きし世の面影

政治、経済、社会、宗教などを脈絡無く語る

ウインドウズ10強制更新とスノーデンの警告(シチズンフォー)

2016年06月12日 | 社会
明らかな欠陥商品の『ウィンドウズ10「強制」更新? ユーザー反発』2016年5月25日朝日新聞デジタル

米マイクロソフトの最新基本ソフト「ウィンドウズ10」への更新をめぐり、一部利用者が「強制的だ」と不満の声を上げている。5月に変えた更新方法が発端で、マイクロソフトは修正方法を公表するなどの対応に追われている。
昨夏公開の「10」は、パソコンに加え、スマートフォンやタブレット端末でも共通するソフトを使えるのが特徴だ。早く普及させたい同社は、旧版利用者に昨夏1年間の期間限定で無料配布し始めた。
更新は思うように進んでいない。2018年までに10億台という目標を掲げているが、今年3月時点の導入は3億台以上。いま使っているソフトや周辺機器が「10」対応かを確認したり、データのバックアップの手間があったりするためとみられる。

『ウィンドウズ10更新「強制的」で釈明 サポート増員へ』2016年6月10日 朝日新聞デジタル

日本マイクロソフトの三上智子業務執行役員は10日の記者会見で、利用者がキャンセルしなければ最新基本ソフト「ウィンドウズ10」に自動更新される仕組みを変えない考えを示した。
「強制的」と批判されているが、「更新をキャンセルできるタイミングは2回ある。更新の通知内容を読んでいただきたい」と語った。
「10」への更新は現在無料だが、7月30日以降は1万7600円(税抜き)かかるようになる。マイクロソフトは自ら予約日時を設定し、パソコンに予告通知を表示する仕組みを5月に導入。
キャンセルしなければ自動更新されるため、知らぬ間に更新されたと感じた利用者などから不満の声が出ていた。
三上氏は予告通知の導入について「無料で更新できる期間があることを積極的に告知したかった。更新で問題があるお客様には個別対応をしていきたい」と説明。現在、通常の2倍にしている電話相談のエンジニアを6月末までに4倍に増やす考えも明らかにした。

『恐ろしいwindows10』2016-05-28 「大槻義彦の叫び」

数か月前から『windows10をダウンロードしろ』との表示が毎日のようにPC画面に現れるようになった。
『windows10は危ない』という噂があったので、このようなダウンロードには応じなかった。
しかしこの表示は大変しつこくやりきれなかった。
『全世界でもう10億人がwindows10に変更したよ』という表示も目にした。そしてついに魔がさした。うっかりダウンロードをクリックしてしまった。それからが苦難の日々。夜も眠れないPC作業のバカらしさ。
まず4っつの銀行のインターネットバンキングのやりなおし。M銀行3口座、R銀行1口座、Y銀行1口座のうち、Y銀行だけが無傷。あとのM銀行とR銀行は登録のし直し。しかしその修正はネット上ではできなかった。
やむなくそれぞれの銀行のネットバンキング担当者の指導を受けてなんとか復帰した。これに3日無駄な努力を費やした。
M銀行の担当者は笑いながら『M銀行のインターネットバンキングではwindoes10は推奨していません』とコメント。
推奨しないならなぜ昨年の早い時期にそのように注意画面を出さなかったのか、とどなってやった。
次に困ったのはテレビ転送装置のwavecastだった。
これにアクセス(ログイン)しようとすると『 windows使用者はFIREFOXを使え。ダウンロードはここをクリックせよ』と出るのでそのとうりやったがまったくFIREFOXなどインストールできなかった。
これを20回ぐらい繰り返したがまったくダメ。
ここで怒り心頭。
次に太陽光発電状況送信のための『えこー眼鏡』と『発電見張り番』のログイン。これも簡単にはできなくなりお手上げ。
これらは元のGOOGLE CHROMEを復帰させこらから無理やり入って(つまりwindows10にする前のプラウザで)なんとか解決した。
ばかばかしい限り。
一部元に戻さなければならないのなら、一体何のためのwindows変更だったのか!
私はこの1週間、windows10にしたおかげでとんでもない時間の浪費を強いられた。このような難行、苦行をやらせたメーカーは責任をとれ!
そこで教訓。『PC関連、慣れないものにうっかり手を出すな!』
windows10に精通している方のコメント投稿をお願いいたします。

『windows10は恐ろしい』余聞 

本日のwindoes10に関するブログ記事について方々の方からご意見やらご教授やらをいただいた。『そんなこと言うならwindows10などすぐやめればよい。今ならすぐにもとにもどせるよ』とか、『windows10は総合的に考えてメリットの方がデメリットより大きい』とか。
つまり私の難行、苦行、恐怖、怒りに味方する方は皆無だった。
ようするに、私のPCの使い方が特殊であり、それがwindows10に合わないことなのか?M銀行、R銀行と言えば日本の代表的な名門銀行ではないか。それのインターネットバンキングがダメになり、復旧が難しくなってしまった。これが『特殊な使い方』とは思わない。
ネットバンキングを壊してしまうようなwindowsのグレードアップはグレードアップではない。
これはユーザーを無視した暴挙である。
windowsはいまからでも遅くない。
責任をもって、w10を取り消してリコールせよ。
不具合な車のリコールのように。
2016-05-28「大槻義彦の叫び」



『マイクロソフトの最新基本ソフト「ウィンドウズ10」どころか、(機密の保護を最優先して)1970年代のIBMコンピューターやフロッピーディスクを今でも使い続けていたペンタゴン(米国防総省)』



アメリカ大統領の5月27日の歴史的なヒロシマ訪問では、オバマの数メートル後ろには世界の最終戦争用の核のボタンを持った軍人が控えていたが、前日の26日(G7初日)にイギリスのBBCやアメリカのCNNニュースが、米国防総省の大陸間弾道ミサイルや核弾頭爆撃機、戦車支援用の戦闘機などがいずれも、1970年代の『IBMシリーズ1』コンピューターで制御されており、8インチ・フロッピーディスクを使っているとの爆笑ニュースをすっぱ抜く。
国防総省のヘンダーソン報道官はAFP通信に、『このシステムを利用し続けているのは、端的に言って、まだ使えるからだ』と答えたとか。しかも、経費の7割が半世紀も前の古すぎるシステムの維持管理に使用されているとか。
日本に対する核兵器使用から71年ぶりの歴史的なアメリカ大統領のヒロシマ訪問と、欧米主要メディアによるペンタゴンの半世紀前と同じ核戦争のコンピューターシステムを使っていたとの報道ですが、二つの話は無関係ではなくて、たぶん連動している。
市販されているパソコンの能力は半年程度で倍以上になるほど日進月歩で向上し続けているのに、未だインターネットが存在しないアポロ計画時代の半世紀も前の古色蒼然としたIBM製のコンピューターを更新せず、今でも『お宝』として後生大事に使い続けるアメリカ国防総省。ペンタゴンですが軍事機密の保護を最優先していて、あえて不便を忍んでいたのだろうか。
それにしてもペンタゴン(米国防総省)は天文学的なとんでもなく大量のフロッピーを所有しているか、それとも、とんでもなく少ない情報量で核戦争の全ての仕事を済ましているかの何れかだが、どちらにしろ怖ろしい話である。



『米諜報機関:日本で盗聴してきたし、今もしているし、これからもする』2016年06月06日 Sputnik

米国の特務機関は、米政府の課題に従って、事実上、日本のすべての市民を監視している。
これは、東京大学で開かれた現代社会における監視についてのシンポジウムにインターネットで参加した、元米中央情報局(CIA)及び国家安全保障局(NSA)職員のエドワード・スノーデン氏が述べたものだ。現在彼は、ロシアに住んでいる。
以前マスコミが伝えた「米国の諜報員は、日本政府の閣僚の盗聴さえしていた」とのスキャンダルも、「それが氷山の一角に過ぎなかったこと」を明らかにした。
ロシア科学アカデミー極東研究所日本センターのワレーリイ・キスタノフは、
米国が、日本でも、全体的な監視活動をしていたことが明らか。つまり事実上、高い地位にいる官僚、政治家、銀行家あるいは企業のトップマネージャーから、普通の人まで、彼らが関心を持っている日本人の誰一人として、米国の諜報機関による監視を免れない
肝心なのは日本は特別なケースではなく、『全世界を自分のコントロール下に置く』との米国のグローバルな戦略にすぎない。

『同盟国であるなしに関係なく、米国は例外なくすべての国で盗聴活動をしている』

ドイツのメルケル首相やフランスの指導者達の携帯電話の盗聴スキャンダルは、その明白な証拠だ。NATOの同盟国でさえ、米国のコントロール下にある。
特に、ドイツや日本のように米軍基地がある国では、監視から身を守るのは大変困難だ。
なぜなら、米軍基地があれば本腰を入れて同盟国の盗聴活動ができるからだ。いかなる同盟の絆があろうと、それは盗聴解除につながる万能薬ではない。
その際、米国は、事実上、合法的基盤に立って他の国々の市民に関する情報を集めている。
これに関連してスノーデン氏は、日本の「特定秘密保護法」について「法律は、日本における米国の諜報活動を容易にするために採択された」「民主主義にとって危険なものだ」と批判した。
全面監視というスキャンダラスな事実は何らその跡を残すことはない。
この事は、米国の監視がいかに深く根を張ってしまっているかを、さらに物語るものだ。悪性腫瘍のように、それは、自分の同盟国も蝕みながら、世界中に広がりつつある。
スノーデン氏は、日本の人々が秘密保持システムの管理に加わらないこと、政府に対する市民の側からのコントロールが弱いことについて、日本にとって深刻な問題であるとみなしている。
2016年06月06日 Sputnik (要約)



『ドキュメンタリー映画「シチズンフォー( Citizen Four)スノーデンの暴露」 の衝撃度』

アメリカの諜報機関が同盟国であるドイツのメルケル首相やフランスのサルコジ大統領などNATO加盟国首脳に対して盗聴など違法な情報収集を行っていた事実を、元CIA職員のエドワード・スノーデンが暴露した話は日本でも大手のマスメディアが報じたので今では誰でも知っているが、如何も真相が故意に『一定方向』に捻じ曲げられているらしいのである。
日本でも『ツイッターやフェイスブックに近ずくな!』とのスノーデンの警告は多くの人々に知られている。
ところが、マスコミが大きく取り上げたのがメルケル首相などの超大物の反応が中心だったために、うっかりと勘違いしているが、アメリカが今まで行っていた(今も継続して行っている)諜報活動はもっと大がかりだった。メルケルやサルコジなど個人相手(枝葉)も確かに行っていたのは事実であるが、もっと大規模にグーグルやヤフー、マイクロソフトなど根本を抑えて、丸ごと一般市民全部を盗聴して情報を管理するシステムを構築していたのである。もちろんビル・ゲイツ(マイクロソフト)やザッカーバーグ(フェイズブック)なども黙認どころか、間違いなく違法な諜報活動のエージェント(代理人)か少なくとも協力者だった。

『違法なビッグデータの収集・解析と活用(世論誘導・情報操作)』

ほぼパソコンの基本ソフトを独占することで不当な利益を得ているマイクロソフト(ウィンドウズ)は、本来なら明らかなアメリカの独禁法違反で解体されて当然だったが、米中央情報局(CIA)及び国家安全保障局(NSA)などのエージェントなので『お目こぼし』されているのだろう。それでないと、辻褄が少しも合わないのである。
マイクロソフトの基本ソフトですがウィンドウズ95か、ぎりぎりXPあたりまでならユーザーは更新によるメリットが感じられた。ところが、それ以後の最新のウィンドウズでは逆にデメリットが目立っている。
少なくとも『動きが重たい』のである。毎年毎年のパソコンの飛躍的な能力向上を考えれば『在り得ない』事態が起きていた。
特に最新のマイクロソフトの基本ソフト『ウィンドウズ10』の更新をめぐるトラブルは呆れるばかり。
『ウィンドウズ10への更新は現在無料だが、7月30日以降は1万7600円(税抜き)かかるようになる』と脅しならが、強制的に更新を行うマイクロソフトですが、コマーシャルベースで見れば到底有り得ない。
ほぼ詐欺師が常用する姑息で悪質な手口を、世界のマイクロソフトが今回ウィンドウズ10の更新で使用しているのである。元々ビル・ゲイツ(マイクロソフト)が詐欺師でない限り、目の前の出来事が余りにも不思議すぎる。
この原因はマイクロソフトが基本ソフトを更新する目的が、実は少しもユーザーの利便性の向上を目的としておらず、米中央情報局(CIA)及び国家安全保障局(NSA)などの情報収集の利便性を目的としていると考えれば納得する。
彼ら(CIA及びNSA)が『世論誘導・情報操作』などの違法なプロパガンダをスムーズに行うことを目的に、グーグルやマイクロソフトなどでビッグデータの収集と解析に日々励んでいるのである。


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4 コメント

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資本主義独裁の幕開けか? (八百屋お七)
2016-06-11 16:25:59
ウインドウズの勝手な更新によるユーザーの損害無視・・・・・・提供側が勝手にサービスを強制する図式・・・・後から金とるんですか?

・・・この件を日本のNHKの受信料の問題とリンクさせてみる知能的お遊び。

アポロ計画は、軟着陸のノウハウを得たはずなのに、その後の着陸は全てハードランディングを採用してますよね? 着陸船の下半分が月に残ってるはずだっていうのも、なぜか着陸あった派が言い出すべきことだったのに指摘したのは着陸無かった派ですもんね。

しかも下半分の画像があります・・・・・ではなく着陸時のクレーターの画像があります・・・・・ですもんね。 ならクレーターの中心部に下半分が残ってるの? それともクレーターに埋まってるの???

民間の宇宙遊覧飛行してる企業があるじゃないですか? そこに行って聞いてみりゃいいんですよね? 月まで行く計画、それか月着陸証明飛行でバンアレン帯を超える飛行は計画しないのか? ってね。
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監視社会 (ちくわ)
2016-06-12 13:51:17
最近やたら自動運転だとか人工知能をプッシュしていて、何の意図があるのかと思っていましたが、人工知能の進化には「膨大な情報の収集と蓄積が必要」だとNHKがネタばらししてくれました。
なんのことはない、国民の通信や移動をすべて監視させろということだったんですね。
まったく住みにくい世の中です。
返信する
ほぼ三流詐欺師かマルチ商法の手口 (宗純)
2016-06-12 15:56:40
八百屋お七さん、コメント有難う御座います。

マイクロソフトですが早々とXPのサービスを打ち切ったことで批判されているが、今度は最新の基本ソフトの強制更新でも利用者から不満が爆発。
この二つの原因ですが、たぶん両方とも、利用者側の利便性ではなくて、別の目的。スノーデンが警告したように情報収集と関係しているのでしょう。
マイクロソフトですが以前に独禁法違反で告発され、本来なら解体されるはずが何故か当局の『お目こぼし』で今でも独占的に膨大な利益を得ているのです。
インターネット情報とか、その基本セフトなど、本来無料が原則ですよ、。それを一台当たり2万円近い暴利をむさぼっていたのに、突然君子豹変する。成り行きが可笑し過ぎるのです。

つい最近ネット上にグーグルの『2017年に月面着陸コンテスト』の日本のホクトの宣伝が突然登場するが、2017年て、来年ですよ。何とも怪しい話です。
この記事ではアポロ11号の話は何もしていない。ペンタゴンのコンピュータシステムが1970年代のビンテージものを使用していたとの爆笑ニュースを書いただけですよ。
この『逝きし世の面影』では頭の柔軟体操として、わざわざアポロ11号・宇宙開発(28)のカテゴリーを設けています。
アポロの「月の石」はニセモノとほぼ断定?(ナショナルジオグラフィック紙)
2012年06月28日 | アポロ11号・宇宙開発
http://blog.goo.ne.jp/syokunin-2008/e/ef3bb09fec955ae1c5904adc7a8129f4
プロパガンダとの共通項はあるにはあるが、やはり此処は場違いでしょう。
古い記事へのコメントでも結構ですから、コメント投稿は内容に関連するものをお願いしたします。
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ビッグデータ (宗純)
2016-06-12 16:07:38
ちくわさん、コメント有難う御座います。

つい最近、日本の『電通』が果たしているトンデモナイ違法行為が色々暴かれているが、大手広告会社は隠れ蓑で、もともとが児玉機関だと笹川機関だとかと同じような民間諜報会社なのですよ。
まさに満州国の亡霊が今よみがえったのです。
5月17日突然「風向き」が変わり「電通」の名前が出てくる
2016年05月18日 | 政治
http://blog.goo.ne.jp/syokunin-2008/e/fc4119bebb61eb15ef26c7ca96a5f9fc
そして、日本で『電通』が行ってることを世界規模で、もっと根本的に徹底的に行ているのがアメリカの諜報機関と一体となったマイクロソフトやグーグルなどの情報収集と、それを利用した情報操作や世論誘導。
ビッグデータを握ることで絶大な影響を与えているというか、世論そのものを自分勝手に構築しているのです。
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