修成建設専門学校 ガーデンデザイン学科 (造園)のブログ

関西の専門学校でエクステリア・ガーデニング・造園・園芸・園芸療法・外構・ガーデンデザイナーを目指す若者達へ

新大阪マンション・メンテナンス実習に向けて

2011-02-06 22:33:49 | 日記
 2月6日日曜日 本日
今日は試験の中休みですね。
学生諸君は頑張っていることでしょう


 さて今日は、先日 新大阪の施工・管理実習現場を訪れた時の
様子を見ていただきましょう



このお庭は21年の春に当時学生だったみんなに施工してもらいました

また近々みんなでメンテナンスに行く予定ですので、先に一度視察に
行って来た訳なんです。


この場所はマンションの1階にある中庭で、殆ど日の当たらないスペース。
植栽は耐陰性の強いものばかりを選んで植えてあります。


最も元気なのはこのコ



この時期でもどんどん新しい葉っぱを出し、年々大きくなっています。


こちらも同じく日陰に強いコ。



‘耐陰性が強い’と言えども どの程度の日陰に絶えられるかは
それぞれの植物によってかなり差があります。
実際に育て観察してみないとその判断は難しいでしょう

そんな意味でもこちらの実習場所はみんなにとって非常に良い
観察の場となっています


たとえばこのコも耐陰性植物としては有名↓



ところが適度な光量が得られない場合は、このように
徐々に徐々にその株数を減らし淘汰されていくのです。
このコは施工当初かなりの株数を植え付けたのですが
すっかり減ってしましました


減ってしまうどころか消えてしまったものも・・・



どんな子達がこの環境下で育つことができなかったのでしょうか?
卒業生諸君はこの場所にあった植物を覚えているでしょうか?
いやきっと覚えている事でしょう…


そしてまた同じ環境下であっても、ほんのちょっとした違いが
その成長、生育状態を大きく左右するのです。

こちら(手前)のコはこの実習現場で最も元気に育っている
コと同じ植物ですが、生育スピ-ドがこれほどまでに違って
しまったのはなぜでしょうか?



この場合どんな要因が考えられるのでしょうか?



以上、今回挙げたことをしっかり頭に置いて次回のメンテナンス実習に
臨んで下さい

コメント (2)
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