良いちょきん

ついこの間母が来てあっという間に二週間が過ぎ、つい最近帰って行った気がするのだけど…
もう12月になっちゃったんだもんね。
なんだか本当に時が過ぎるのが早いなぁ。

今日は母の事を書いておこうと思う。

アメリカで生活をすると言うこと
歳を取ると言うこと
どちらも大変なことだよね。

日本でだったら出来ることも、アメリカでは思うように動けない。
それが、こんなことを言って良いのかわからないけど…
実は歳のせいで動けないのか？出来ないのか？
はたまたアメリカだから出来ないのか？
わからない。
わからないけど、出来なかったりやれなかったりすることが積み重なれば積み重なる程、気持ちは落ち込むだろうし、自分自身の自信もだんだんなくなるし
おまけに体調も少し芳しくなかったりが加われば
医療の心配、お金の心配
いろいろな不安な気持ちもあって
ちょーっとここ何年か【心】が少しこっちゃっていたのかなぁ～？

と、思われる母は



日本に来て一番先に眼鏡を作った。
今回の来日の一番の目的が眼鏡を作りに行くことだったからね。

アメリカでだって眼鏡は作れるんだろうけど、なんせ微妙な言葉のニュアンスが伝えられず、伝わらず、よって合う眼鏡を作りにも行けずとても不自由をしていたらしい。

今年に入って両目の白内障の手術をアメリカで受けた母は、だいぶ視力もかわっていたみたいだし。
何回も何回も眼鏡が不自由だと言う話し を電話で聞いていたので、私自身も眼鏡を作りに連れていけて良かった。

母が来ている間の二週間は毎晩四人でワイワイ食卓を囲んだ。

あまり大した物は作らなかったけど、朝からたくさん私が作ってくれたものを食べてくれた母。









沖縄の麩を買って来て麩チャンプルーも作った。

母が好きな、山芋、とろろは何本すったことか。

言葉が通じるお買い物をとても喜び（最初のうちはレジで＄とかcentを出してたけど（笑））
一人で電車で出かけ、来た時よりも帰る時にはちょっぴり元気になった母。
こんなに元気になるんだったら二泊くらいどこかに旅行に連れて行けば良かったよ
と思ったけども
それは次回、必ずのまたのお楽しみだね。



今回は行きも帰りも羽田空港国際線の利用だったので、せっかくなので送りに行きがてらお茶を飲んで帰って来た。
羽田空港、新しくて結構綺麗だった。

母へ思う事。

またアメリカで生活している間に【心】が肩こりみたいにこってきちゃったらさ
その時はぷらぁ～～っと日本に帰って来ると良いと思うよ。
これを機に。
体力！さえあればいつでも来れるからね。

今回、母と日本で一緒に過ごした時間は
久しぶりなのだけれど、どこか懐かしくもあり…
特別、何をしたわけではないのだけど、私にとってもとても良い【心のちょきん】が増えた気がします。

あしゆ

最近どうしてこんなにも残念な天気の日が続いているのやら？

母が来日しているあいだも本当に天気が悪くて気持ち良く晴れていたのは、多分、三連休の初日だけだったような気がする。

その貴重な晴れ間の三連休初日はドライブがてら湯河原まで出かけ来た。



ぽかぽかと気持ち良ーくドライブしていたら





縦に長ーく伸びている虹を見た。

今年はよく虹を見る。
ダブルだったり伸びてたり。

何か良いことあるかな。

湯河原に着き向かった先は足湯温泉【独歩の湯】
足湯だけの温泉施設は珍しいかなと思い母と行ってみることにした。



たんたんたぬきのー置物に迎えられ
（父ぼのへ これは私の写真ではありません。間違えないでください）





入り口前の駐車場に車を停め
山道をてくてくと登って行くと足湯施設がある。

入園料は300円。
ロッカーで靴と靴下を脱ぎ、いざ足湯へ足をちゃぽん。





と入れてみたら

正直に言うと行く前は足だけを温泉で温めたところでどうなのよ？と思っていた。

でもいやいやなかなか。

1時間くらいあちらの湯、こちらの湯と渡り歩いていたからか



温めたところだけまるで赤い靴下を履いているみたいに赤くなって、しまいには上半身までポカポカしてきて身体がとても温まって気持ちが良かった。

その2日後。
なーんとなくふくらはぎが痛い気がしたのは、この時に足ツボを刺戟したせいか？はたまた久しぶりに山道を歩いて筋肉痛が
2日後に出たのか？はわからない。

わからないわからない

湯河原のお土産と言えばきび餅もあったねと





きな粉たっぷりの美味しいきび餅を買って帰って来ましたとさ。

久しぶりの湯河原ドライブ。
母も楽しんでくれたみたいで良かった。

くっくくっくぅ青いー

母をたまご屋さんに連れていったら
超～珍しいたまごをゲットして戻ってきた。



写真だとあまりわからないのだけど
殻が青い卵。

アローカナと言う鶏の珍しいたまごらしい。

産卵は普通の卵の約半分。

栄養価が普通の卵より高く貴重な卵ゆえ
幸せの青い卵とも呼ばれているのだとか。

すげー。

早速、家に帰り王道の卵かけ御飯にして食べてみたら

黄身は別に普通のいろ



でも黄身がしっかりプルプルしていて、とても美味しかった。

今まで何回も卵屋さんに卵を買いに行ってるけどこんな卵は見たことなかったなぁ～。

母の来日に合わせてアローカナが卵を産んだ

なぁーんてこともあろーかな

うなぎ

食が細くなってから⇨めっきり体力がなくなり⇨体力がなくなるから何もしたくなくなり⇨やる気も気力もなくなり⇨だから食も細くなり⇨すると体力もなくなり⇨

と言う、最近、多分「負」のスパイラルにおちいっていたのであろう…母に、少しでも体力をつけさそうと
昨日はみんなで『うなぎ』を食べに行ってきた。

『夕飯にうなぎを食べに行こうか？』と言ってみたら
『どうしましょう？うなぎと聞いただけで元気になっちゃったわ。』とテキパキと洗濯物を片付けてくれる母。

聞いただけで元気になれるならば、こんなに良いことは他にはないから

これからはうなぎを食べに行かずとも

『うなぎ』うなぎ

なんならばお母さんのことをCALLうなぎ

毎回うなぎ♬と呼んであげても良いよと言ったらそれにも喜んでくれていたので、うなぎと呼んだだけで喜んでくれるならこんなに良いことはないよなと思った昨夜であった。



平塚のうな勝のうなとろ丼は1280円でボリュームたっぷり。
美味しくてお得でお気に入り。

川海老の唐揚げも300円位で熱々のカリッカリで超お気に入り。



私は食べられないのだけど

ドジョウの唐揚げも(-_-)


肝も


美味しいわーと言ってたくさん食べてくれていたので良かった。

「うなぎはどうやって鳴くのかしら？」と、突然、母に尋ねられた父ぼのは
「さぁ…鳴くとしたらキュッキュッとか、ドジョウと同じような感じで鳴くんではないですかね。」
と答えていた。

ホントかな…。

その後、母が玄関で靴を履いていたら
ちょうど良いあんばいで「キュッキュッ」と靴底から音がした。

えっ？うなぎが？うなぎが鳴いてるの？

と、本当に母のことをうなぎと呼びたくなった瞬間であった。

青い海白いくもー♬明日は

母が来日したのと入れ替えに妹はカンクンに出張だったらしい。



出張と言えども、こんなに綺麗な景色を見ながらの仕事なんて
いいなぁー

ヘビが嫌いな私の為に



マヤ文明の古代遺跡時代のヘビの石像を写真に撮って送ってくれた。

ちっ…

お礼に母と食べたしゅうまいの写真を送ってあげようと思う。

さかなとか

一時期食が細くなった

らしい…

母に久しぶりの日本食を楽しんでもらおうと

いろいろと考え中。

でも

でもなんだけど、考えなくても大丈夫かもよ？とも考え中

何故ならば⇩何故ならばだな

良く食べているからだ（笑

滞在1日目の朝御飯はししゃもと共に白米を二杯たべ

そして、昼ご飯には讃岐うどん





夕飯はおでんに豚汁

今朝は朝からホッケホッケ

昼ご飯には鯖焼き定食をペロリ






そして更に夕飯には焼き秋刀魚を1匹ペロリとなん



だもの。

ジャパンマジックにか？かかったのか？

か、かかったのかもね。

来た

無事に約10年近くぶりに母が来日した。

いろいろと心配したけれど思いかけず元気だ。

よく話し、よく食べ

元気だ。

いや～元気だ。元気だ。

もしやわたしよりも元気かもしれないくらいだから

良かった。







妹とはまた一味違ったお土産を買って来てくれた。

さてと。

元気な母をもっと元気にしなくてはね！

久しぶりの母との時間を有意義に過ごそうと思う。