違い

妹がくっ…荷物に積みきれないや…
と、泣く泣く置いて帰った大好物の沖縄のお菓子
あの紅いもタルトの、【生】の紅いもタルト
⬇︎



生の紅いもタルトなんて売っていたのねー。
知らなかった知らなんだ初めてみたわ。

冷凍保存で売られていたので買って帰って来て、そのまま冷凍庫にinしたままの状態になっていたので
しめしめと思い
優しい姉の私は、妹の代わりに食べてあげる事にした。




箱を開けてみたら、あの紅いもタルトがそのまま冷凍されている感じ。

解凍して3日間は日持ちするらしいんだけど、とりあえずひとつだけ冷凍庫から出してころ合いを見計らって食べてみた。



【生】と普通のとの違いはと言うと、生のほうが少しだけしっとりしている感じかなぁ？
生クリームの味も少しだけ濃くする感じで
下のタルト部分はサクッとしていて、こりゃあこれで
うんまいぞぉ

残りあと5個。

私は優しいお姉ちゃんだからね。
妹の代わりに全部食っとこ

うまいぞぉ

買い物に行ったらチリ産のレモンが３個で100円とお買い得だったので、妹がお土産に買って来てくれたアリゾナの蜂蜜を使ってはちみつレモンを作ってみることにした。



農薬とかの影響があるのは嫌なので念のために周りの皮を剥いてはちみつに漬けこむこと2日間。




レモンから出る水分ではちみつがうまい具合に緩くなって良い感じになっていたので、お水で割ってはちみつレモンドリンクにして飲んでみた。



美味しい、美味しい。
いやー美味し

あれだけ暑かった夏にこのドリンクと巡りあっていたらどんなに良かったことだろう。

ボトル入りのはちみつを一本、デーンと貰った時は、どうやって消費しよう？とちょっと悩んだけど
今じゃこんなに贅沢にはちみつが使えて
ってなもんだ。

今度アリゾナに行ったら絶対にはちみつを買って帰ってこようっと。

忘れものだ

寝ている時以外は、食べているか話しているか？
話しているか食べているか？（←同じか）の妹が帰国してしまうと我が家は一気に静かになる。

車の後ろの席に妹が忘れていった



脱ぎっぱなしの靴下、しかも片方だけ…も静かになってしまって…寂しそうだ。



ほら、ね？寂しそうでしょ？

もしや我が家に起こる怪奇現象＝靴下片方現象もこうやって始まっているのか？と思わなくもないけど
いや、これはないな、ないない

いくらなんだってこんなに脱ぎっぱなしには
ねー（笑）

亡父もきっと見て苦笑いをしていることだろう。

怪奇現象化する前にお手紙便で送ってあげたほうが良いかしらね。

※※※※※

せっかく成田空港に行ったのでお土産に
東京バナナの



バナナプリン味を買って帰って来た。



ふわふわの可愛い模様のスポンジの中にバナナ味のほうが強いプリン味のクリームが入っていて

なるほどな、な味。
妹曰く、東京バナ奈はかなり有名な日本のお土産になっているらしい。
バナナ好き人には良いお土産なのかもしれないね。

妹はどうかな？好きかな？
いや、これはあまり食べないかもな。
リーちゃんなら食べるかも。
母はどうかな？
義弟は食べないかな？

何かかわったものを食べてみる度に
みたらし団子や和菓子やお饅頭をみかける度に
回転寿しに行く度に

いつか妹が日本に来たら
いつか母が日本に来たら
いつかリーちゃんが日本に来たら
連れて行ってあげよう、買ってあげよう、たくさん食べさせてあげよう

と考えながら過ごすのが、私の日常で
妹が帰って、また、私の日常が始まった。

2度の来日を見て来たので、今度は義弟の好きなものも加えて考えられるかな。

日本で食べた美味しかったものベスト5

と言っているわりには、真剣に10個くらい続けてあげている妹のことを
やはり亡父はきっと苦笑いしながら見ていることだろう。（笑）

またいつかの時の為に
また妹達が来日した時の為に、美味しいものやいろいろなものを心にちょきんしておかなくちゃ

なりた

食生活もアメリカンな義弟が9月に来日したら、一体、何が食べれるんだろうね？と、亡父とよく話しをしていた。

アトランタにいる時からチャーハンと餃子は食べていたので、いざと言う時にはもうチャーハンand餃子、ネクスト→ケンタッキー→マクドナルド→コストコのピザ→チャーハンand餃子→ケンタッキーを朝昼晩でサークルするか？
そしてサムタイム、うーん、ピザーラとか？
等と、真剣に話していたけど、三ヶ月前に来日した時から、義弟はちょこちょこと自分の食べられそうなものを見つけてはいろいろなものにチャレンジしてくれていて

父のお葬式の時なんて、ふとみたら、まぐろの刺身を口にしていたので、大丈夫か？と、みんなでびっくりたまげたりもしていた。
でもさすがにお刺身は今回は食べていなかったので、一度きりの大挑戦みたいだったけど…。

今回の来日でも少しは食べられるものを増やしてくれていたみたいなので、次回はきっともっと大丈夫。
父ぼのが焼いたトーストとコーンスープも何故だかだいぶお気に入りだし
きっと来日する度にもっと食べられるものを増やして行ってくれることだろう

妹はもう相変わらずなもんで（笑）
コーヒーゼリーとあんみつを食べずに帰国してしまったことが相当心残りらしいから

また来たら良いよ、近いうちにね。



妹が帰国する日。
お見送りをする為に、久しぶりに成田空港に行って来た。

亡父はいつまでも少年のような人だったので、妹達が来日するにしても帰国するにしても、必ず早目に空港に行き、ワクワクしながら展望台に行っては飛行機を眺めていた。

飛行機が到着する度にあの飛行機に妹達が乗ってるのか？とワクワクソワソワ

妹達が帰る日、私がお見送りに行けなかった時には必ず「いま飛行機が飛び立ったぞ、もう豆粒みたいに小さくなったから無事に帰っていったわ」と、携帯からわざわざ電話をかけてきては実況中継をしてくれたりして…



だから今回は亡父の真似をして妹達と別れてから、少しだけ展望台に行って飛行機を眺めてみた。

亡父が眺めていた景色を、改めて同じ場所から眺めてみる。

一緒に父がいない事が不思議で、でもそれが現実で…
とても寂しくなって涙が出た。

ありぞなの

6月に妹達が来日した時は、何せ事情が事情だったもんでお土産交換なんて言う言葉さえ忘れていて
観光なんてもってのほか
なんか今から思っても本当に寂しい寂しい…来日になってしまったので、今回は（と言っても、まだまだ寂しい来日なんだけど）少しだけでもと妹が意識的にお土産を買って来てくれた。





私達がアメリカに行くと必ず買って帰ってくる歯磨き粉やホールズのチェリー味もたんまりと買って来てくれたのも嬉しかったけど

アリゾナ名物のはちみつやらジャムやら



アリゾナらしい珍しいお土産も買って来てくれていて



特にお姉ちゃんにと言ってアリゾナの地ビールを買って来てくれたのが、個人的には超嬉しいお土産だった。

このビールのオレンジブロッサムと言うのはアリゾナのフェニックスの砂漠に咲く植物で
うーんと、なんて言ってたかな？
なんだかんだと聞いたけど
ハテなんだったか？
美味しく飲めればそれで良し
と、とにかくよーく冷やして飲んでみたら甘ーいビール
ビールと言うよりもカクテルっぽい感じの味で、なんとも初めての味だった。

自然がたっぷりのアリゾナは《はちみつ》も名産の一つらしく、もらったはちみつをスプーンで一口舐めてみたら感動の美味しさ
で

ても、正直、はちみつの入っているボトルの大きさには躊躇したけど

鶏肉と茄子の甘酢あん炒めのあんをはちみつを使って作ってみたり



フレンチトーストを作って



上にとろ～りとかけてみたりして（ホントにうまうまだよ～～ん）

いろいろと妹達が帰ってからも美味しく楽しまさせてもらっている。

父も行きたがっていたアリゾナに、近いうちに是非、行ってみようと思っている。
どんなところなのかねーアリゾナってのはね。

新潟に3

深雪の里を満喫した後は越後ワイナリーへ。





ワイナリーの周辺はとても綺麗なお散歩コースになっていて、晴れていたらとても良い観光スポットなのだろうなーと思った。

でも残念ながら雨もぱらついて来たし、あんまりのんびりしていたら、悪天候に巻き込まれて本気で帰れなくなりそうだったので（実際に大雨の影響で高速道路は通行止めの区間が出始めていた）
早々に試飲を楽しむことにした。



葡萄畑には葡萄もたわわに実っていて
なんでも2日後には収穫祭が行われる予定になっていたのだとか。
ちょーっと行ったのが早かったな、ざーんねん残念。



なんでもこのワイナリーは冬の間に降った雪を利用してワインを熟成蔵貯蔵をしているらしく
貯蔵庫のある地下はとてもひーんやりとしていた。
猛暑日の見学もおすすめかもだ。



赤白、いろいろと試飲を楽しませてもらって
でも残念ながら我が家にはワインのうんちくを語れる者はおらず
結局、妹は知り合いに赤ワインを
私はスパークリングワインを買って帰って来た。

スパークリングワインはまだ我が家の棚に貯蔵中。
いーつ開けようかなぁー。
楽しみ楽しみだ



ワイナリーの前のどこまでも続いていそうな一本道の景色が何故だか見ていてどこか懐かしく

他にも道行く途中の景色を眺めていると

らんらんらららんらんらん、らんらららあーんと、
思わずナウシカの曲を口ずさみたくなる場所があったりと（←きっとわかる人はわかってくれるはず）
新潟はとても綺麗な場所だった。

義弟にも良い日本の風景や風習を見せてあげることが出来たと思う。
行って良かった。
楽しかった。

新潟に2

花火大会以外にも米処の新潟に行って楽しみにしていたのは
美味しいもの
を食べている《妹》を観察することだ。
何せアメリカ暮らしが長い妹はいつでも日本食難民だからね

花火大会の屋台群と、久しぶりに感動の再会を果たした妹の感動っぶりは
いやはやー見ていて楽しかった！
楽しかったわー。（笑）





屋台巡りをしていたら、八海山泉ビールを発見

私的にはどちらかと言えば屋台に並ぶ《たこ焼き》よりもご当地ビールのほうが嬉しいので、一緒に行っていた妹2号と飲んでみることにした。
妹はあまりビールにはときめかないらしくもっぱらたこ焼き専門。
私の妹なのに…ビールはあまりなんて…ねー？（笑）

八海山と言えば日本酒？日本酒と言えば濃い
だから濃い味だろうと言う勝手なイメージがあったんだけど、あたりが軽ーい感じで飲みやすいビールだった。

ご当地ものを探すなら道の駅が一番かなと思い、ホテルの人に教えてもらった深雪の里と言う道の駅にも寄って来た。




新潟のお米で作ったお団子を発見した時の妹の目の輝きは、あまりにも眩しくて目を合わせたこちらの目がやられそうになるほどだった。
妹に買われたお団子達もさぞかしびっくりしたことだろう。

あれやこれやとお土産を選びながらかれこれ小1時間位はいただろうか？

さすがに飽きた義弟は道をはさんだ前にあるコンビニに一人で買いものに出かけていた。

嬉しそうに買って来たのは、リッツとバタークッキーとスプライト。
どうやら店員さんに親切にしてもらったとかで、なんでだかとても嬉しそうなアメリカンになっていた。

この道の駅で珍しいジェラートを発見



ご当地ジェラートかな



味噌味と蕎麦味を試し食べしてみたら



全員が味噌味に1票。

ミルクの味とお味噌の味がうまーく混ざっていてまた食べたくなる位おいしかった。

（もう少しだけ続く）

新潟に

亡き父が生前、とても楽しみにしていた行事の一つが今回の妹達の来日だった。

妹達が来日したらどこに行こうか、何をしようか、どこに連れて行こうか
初来日の日本食が苦手な義弟には一体何を食べさせようか？

きっと3ヶ月前までは毎日のようにわくわく考えていたのだと思う。

それが、突然、時が止まり、妹達は今年に入ってから二回目の来日になってしまったんだけどもね。

しかもどちらにしたって、あまり楽しい気分での来日ではなかったと思うとかわいそうだ。

でも今回は亡き父が妹達が来たら絶対に！一緒に行こうと心に決めていた場所に行って来た。

場所は新潟。
花火を見に行くのが大好きだった父が、絶対に私たちを連れて行く予定にしていた場所。

せっかく新潟まで行くのだからと妹達と相談して1泊で出かけて来ることにした。

あの豪雨の中での出発は心が折れそうになったし、行く道も豪雨、ホテルに着いても雨ザンザン
あまりの本気の降りっぷりに
もう花火なんて絶対にあがらないだろうと思っていたのだけど

いざ花火大会の会場に向かおうとしたら、あら不思議。

空にはだぼーの虹がくっきりと

その後びっくりする位の勢いでお天気が回復し









地元育ちのホテルの人が、多分、いままでで一番綺麗にあがったと思うと言っていた位、
ホントーに素晴らしい花火を見る事が出来た。

初めて見に行っだけど本当に素晴らしい花火大会。

あー私たちに見せたかったんだろうなー
一緒に見たかったんだろうなーと、父の気持ちを思うと、ちよっと、いや、だいぶ泣けちゃったけど

思いきって見に行って本当に良かったと思う。

ホテルはいままで泊まった事がない位、びっくりするほどぼろ…かったけど
久しぶりの温泉は超ー気持ち良かったし



ゆっくり朝ごはんも食べれたし楽しい旅だった。

《なので少しだけ続く》

ふくれ

妹が来日したら、是非、食べさせてあげたいなぁーと思っていたものの一つが



まるはちのふくれ菓子だ。

無添加でふわふわっで優しーい甘さの蒸しパンのようなお菓子。

なにせ小さい頃から妹は蒸しパンが大好き
で、来日すると見ているこっちが飽きるほど、見かけては買って食べているので

まるはちのふくれ菓子を初めて食べた時は、まるで妹を食べているか？のような気持ちになったものだ。

でも残念ながら我が家のそばに売っているお店がないので、今回はお取り寄せをした。

お店に直接電話をかけて聞いてみたところ
4個入りと8個入りとあるらしく、妹が滞在中、毎日ひとつずつ食べたとすると、8個入りなんてすぐになくなってしまうだろうと思い、思いきって黒糖ふくれ菓子8個入りを二箱
妹の来日に合わせて注文した。

届いたふくれ菓子はなんとも立派な箱に入っていた。



で、一箱

ふたを開けてみてビックリ驚いた。




でぇーん

って、でかっ！

うわっーでかっ！でか！

私が注文したと思っていたのは、袋入りで、丁度、お茶菓子サイズのはずだったんだけども

届いたのはショートケーキサイズ並みのが8個入り

それが二箱で16個。

ひぃーっ！

私ってば…どうやらサイズを間違えて注文してしまっていたようである。

ってんだから、さあ、どうしましょう。

冷凍保存可能って書いてあるから、とりあえず半分は冷凍庫に入れてー
何個かは冷蔵庫に入れてー
こりゃー冷蔵庫がふくれ菓子でだいぶふくれてしまうなー

と、悩んだものだけど

妹が帰ったいま

我が家の冷凍庫にはあんなにあったふくれ菓子がたった一つだけしか残っていない。

帰り際に冷凍庫から3個
無理矢理バックにつめて持って帰っていたのを加えても

義弟も美味しいーと言いながら食べていたとは言えども

いやはや、妹の見事な消費っぷりにただただ拍手である。

ちなみに我が家は妹が滞在中、たったひとつ
一個しかいただいてないと言う事も付け加えておこう。

滞在中は下手に妹の好物に手を出したらなぁに言われるかわからないからね。

ホントにホントに
なぁに言われるかわからないんだから、ね。

だぼー

予定通り妹が来日中。
亡き父の供養の為に生前父がとっても！とっても行きたがっていた場所にやってきた。
あっ！もんのすごーい雨の中

で。



みんなで虹をみた。

それもだぼーレインボー。

こんな虹を見たのは初めてだ。

父かな…。