新型インフルエンザ・ウォッチング日記~渡航医学のブログ~

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チクングニヤでコロンビアの街ごと隔離、病院はパンク寸前

2014-12-05 10:41:51 | チクングニヤ熱

チクングニヤ熱がカリブ海で大炎上している件、コロンビアが病院機能パンクしそうな状況になっています。

  • コロンビア北部では9月時点の5000例から20000例へ4倍増。
  • ベネズエラ国境近くのNorte de Santander、州都Cucutaの病院では40以上の町々から押し寄せる感染者でパンク寸前。
  • Santa Martaの街では、ほとんどの住民が感染(entire neighborhoods have been affected )。
  • Santa Marta's Luis Carlos Galanでは、350例の集団発生を受けて、地区ごと隔離措置。

住民のほとんどが感染。地区ごと隔離。
ヒトヒト感染がないので、蚊対策がうまくゆけば抑制されるのは理論的にはそうなのですが、その対策は(東京都心の公園ひとつであれ程手を焼いたのを思い出せばわかる通り)困難です。
国際社会の支援はエボラで手いっぱいな今、動向が非常に気になるところです。

ソースはcocombia report
http://colombiareports.co/chikungunya-virus-infects-20000-across-colombia/

Chikungunya virus infects 20,000 across Colombia

Dec 2, 2014 posted by Piotr Wojciak


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