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UKのテレグラフ紙がダニ感染症の大きな記事をだしています。
- まだ命名されていない、ライム病類似のダニ感染症がUKにも存在することがわかった。南イングランドでダニ954検体中3検体で検出。(青い目のダニーズ活躍)
- 症状は全身倦怠感・頭痛・筋肉痛・再発する発熱。
- さらに抗生剤に対する反応が悪い(効きにくい)問題も。
- 原因菌はBorrelia miyamotoi。20年前に日本で発見されたが、特定の病気とは結びついていなかった。
- ライム病と症状類似ゆえ、診断で混乱も懸念される。さらに熱型からインフルエンザと誤診可能性も。
- ライム病自体も、UKでここ12年間に4倍増の1100例に。
記事の趣旨は「我が国(UK)に名もなき新しい病気が入ってきた!」というもので一見煽り系にも見えますが内容は落ち着いた書き方になっています。Borrelia miyamotoiという名前でも明らかなように(記事でも明記)日本で発見の起因菌です。笛吹のデング、ジャンボリーの髄膜炎は最近の有名どころですが、日本自体も渡航医学案件の発信地になり得るというのは案外認識されていないことでもあります。
ソースはTelegraph
http://www.telegraph.co.uk/news/health/news/11953087/New-illness-spread-by-ticks-found-similar-to-Lyme-disease.html