ジカ熱案件、イスラエルで国内感染第一例確認、エルサルバドルは2018年まで妊娠するなと国民に呼びかけ。
- イスラエル政府は、第一例の確認をうけて保健大臣が注意呼びかけ。こちらはコロンビアから戻った2歳女児。輸入例ですが「インフル様症状を呈しており、コロンビアはジカ熱流行中だから検査をすることにした」とのこと。記事中、公衆衛生の教授のコメントは載っているものの、病院の名前は書いてありません。これがごく普通の医療機関(インフル症状で受診ですから、多分プライマリケアレベル)でこういう判断がなされたのなら、イスラエルのごく普通の医師が、DCC並みにしっかりしているということになり、さすが危機管理の本家です。
http://www.haaretz.com/israel-news/.premium-1.698798
Virus Case Prompts Health Ministry WarningMosquito-borne infection is prevalent in South America and was recently linked to birth defects.
- エルサルバドル政府は2018年まで(!)妊娠しないように国民に呼びかけ。
今年は2016年ですから、2018年まで妊娠忌避の動きが拡がれば、この先、さまざまな社会問題が予想されます。人口ピラミッドはいびつになり、労働力にギャップが発生します。そして2019年には反動で超団塊の世代が出現。2079年には年金問題・・・
一方で、かの国が蚊対策が有効に動くかと考えれば、必ずしも浮足立った措置とも言い切れず、ある部分現実的でもあるのも事実。
http://in.reuters.com/article/us-health-zika-el-salvador-idINKCN0UZ2SP?utm_content=buffer86cfc&utm_medium=social&utm_source=twitter.com&utm_campaign=buffer
Health | Fri Jan 22, 2016 2:23am ISTEl Salvador urges against pregnancies until 2018 as Zika virus spreads
SAN SALVADOR