ジカウイルス(Zika virus)の版図拡大。バヌアツで初報告。
- バヌアツでジカウイルスの初報告。症例数は特定されず。
- 3月14日に台風Pamの来襲に引き続いて発生。
- ジカウイルスはフラビウイルス、すなわちデングや黄熱病や日本脳炎と同属、症状は軽症なことが多い。その名前は、1947年最初に報告されたウガンダのZikaの森に由来する。Aedes属の蚊(ヒトスジシマカ、ネッタイシマカ)のより媒介。
- ウイルスの病理は未知な部分が大きいが、星状細胞で増殖してリンパ節から血流へと考えられている。
- 症状は発熱と発疹(顔・体幹・頸部・上肢)、背部痛。
- バヌアツでは、デング・チクングニヤ・マラリアの蚊媒介疾患がすでにある。
症状はデングに比べてマイルドですが、流行地域にはたいていデング媒介蚊がいるので、重複感染の問題もあります。蚊に刺されない対策はどこへ行っても重要というお話です。
ソースはoutbreaknews today
http://outbreaknewstoday.com/zika-virus-reported-on-vanuatu-for-the-first-time-21381/
Zika virus reported on Vanuatu for the first time
Posted by Robert Herriman on April 28, 2015 //
ジカウイルス、Forthの解説
http://www.forth.go.jp/topics/2014/04221441.html
バヌアツ共和国(外務省HP)
http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/vanuatu/