ここのところの新興感染症騒動において、コウモリが重ねて主役をつとめてきました。SARS/MERS/COVIDのコロナ3兄弟はいうにおよばず、2014年のエボラ騒動も記憶に新しいところです。そんな、感染症脅威をしっかり結びついたコウモリを悪者にしないで!とコウモリ研究グループ。
アフリカ ジンバブエの、村人から神聖視される洞窟3か所に定期的に訪問してコウモリの調査、ウイルス分析し、すでにCOVIDと同グループのコロナウイルスも発見。と、非常に高リスクな研究をおこなっているグループですが、コウモリを敵視しないでと。
コウモリほど、悪魔だ吸血鬼だと(エボラやコロナ以前から伝統的に)誤解されてきた動物も珍しいけれど、彼らには必須の役割があること、
- コウモリは空を飛べる唯一のほ乳類である
- コウモリが昆虫を食べることから全米で37億ドルの損害を防いでいる
- 数百種の植物が、受粉をコウモリに頼っている
- コウモリは、自然破壊や気候変動のかつてな脅威を受けている
事実をあげています。
感染症の視点からみれば、コウモリほど厄介なものはないわけですが、こんな視点もハロウィーンの日に見直したいところです。
https://www.bbc.com/news/science-environment-54246473?fbclid=IwAR0lqpXbanPmX-Ygc_eFRfVWFV7LV1k0ozbK3LhS3CXIGfCKRu3qk3-GfE8