中国 四川震災エリアで鳥インフルエンザA(H7N9)の警戒アップ。
- 中国当局(NHFPC)は震災エリアでの鳥インフルエンザ監視強化。
- 現在のところ、同地域では発生確認なし。農業部門からも報告あがってきていない。
- しかしながら、理論的に、現地の鳥から発生する可能性も排除できず、モニタリング強化中。
「震災で鳥インフルエンザA(H7N9)対策が疎かになるのでは」と懸念する声は管理人周辺でも複数聞きました。当然、世界中でそう心配する人は多いわけで、先手を打ったリスクコミュニケーションです。
四川省、地図上では上海から数千キロ離れた無関係な場所のようにも見えますが、上海とは人の流れがかなり多いのです。4月はじめに管理人が日経メディカル上で懸念したように(http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/special/pandemic/topics/201304/529872.html)、上海発着の出稼ぎ庶民用列車の行く先は四川省・重慶方面が多い。実家の家が被害に遭って上海から急きょ帰省している人々も多いでしょう。管理人の予想など当たる必要は全然ありませんから、そんな事にならない事を願っております。
ソースはChina.org
http://www.china.org.cn/china/2013-04/24/content_28643128.htm
China to strengthen quake area H7N9 monitoring
- 0 Comment(s)Print E-mail China.org.cn, April 24, 2013