UKに続き、カナダでも抗ウイルス薬備蓄内容見直しが行われています。
- 昨年来の、タミフル耐性H1N1の拡大をにらみ、タミフル以外の選択肢も含めた備蓄内容見直し。リレンザ(Zanamivir)およびシンメトレル(amantadine)も併せ備蓄してゆくことに。
- 米国ではタミフル80%、リレンザ20%の割合に変更検討。
- UKでは1000万用量リレンザ追加購入。
- カナダの国家緊急備蓄(national emergency stockpile)は、140万人分あるがリレンザの割合は30%以下しかない。
- 次年度は、もう少し多くのリレンザと、もう少し多くのシンメトレルを購入する予定(This upcoming year we'll be purchasing a little bit more zanamivir and a little bit more amantadine," she says)
- また、現在備蓄してあるタミフルの期限切れ問題も。2010年から2011年にかけて、国家備蓄だけで27万5千人分の期限切れを迎える。従来、5年間だったタミフルの期限だが、7年後も有効とのデータもあり、また、ロシュ社の”巻きなおし”サービスも検討。
ソースは4月19日付healthzone.ca↓
http://www.healthzone.ca/health/article/620939
Canada to change breakdown of flu drugs in stockpile
April 19, 2009