ミャンマーでもデング熱が激増。昨年2014年同期比約4割増。
- 今年2015年、ミャンマーのデング熱感染者数は6月23日現在で9893例。死亡者43例。
- 前年2014年との比較では、年始~5月26日の期間で、2014年3667例(死亡8例)に対し今年は5092例(死亡17例)。
- ミャンマーではこれまで、2013年が年間20255例、2014年が年間13086例だった。
- 現在も発生は増加していて、この先数週間はさらに増加する。
- 主として小児が感染する。蚊対策の呼びかけ。
- ミャンマーでは1965年ヤンゴンが最初で、その後マンダレーやバゴーに感染拡大していった。
- 1970年には死亡率が50%に達していたが、現在は0.6%である(←???)。しかし、予防は治療よりもっと重要である。
- ミャンマーでは2020年までに(2010年比で)発生を25%減、死亡を半減させる目標を掲げている。
管理人が調査研究でかよっている国ですが、この国は情報公開が本当にこなれていなくて、この記事も少々ちぐはぐなところがあります。デング熱感染者数が9839例で~と意訳しましたが、実は原文ではデング出血熱が9839例で~になってたりします(そんなアホな)。一方で、「1970年の死亡率50%が現在は0.6%になった」という記述は片方が出血熱、他方がデング熱ではないかとも思うのですが、不明。いつものことだとあきらめるほかありません(苦笑)
ヤンゴンの医者たちと話していると、「デング熱は子供の病気」というのが共通認識です。大人はほとんど免疫もっていて、デング熱で受診しなければならないのは小児科患者ばかりなり・・・というのが現地の実感です。
以下、ヤンゴンで撮ってきた「いかにもデングな光景」少々アップ。(ご自由にお使いください)
ソースはMyanmar times
http://www.mmtimes.com/index.php/national-news/15222-dengue-fever-cases-continue-to-rise.html
Dengue fever cases continue to rise
- By Myint Kay Thi | Friday, 26 June 2015
「屋根下に雨水溜めのドラム缶」思い当たります。定番の古タイヤともども、この雨季中にヤンゴン行予定あるので撮ってきます。
あらためてご教示感謝。