ベトナムの狂犬病は今年盛り上がりすでに死亡49例。
- ベトナムの狂犬病、今年にはいってすでに死亡49例、発生は20都市/地方におよんでいる。北部が中心。
- 多くが犬か猫の咬傷によるものだが、このような咬傷がベトナムでは年間40万件発生している。
記事自体は、上記内容に続けて基礎知識の解説になっており、この数字になっている背景までは解説されていません。
狂犬病の保有動物としてクセ者はコウモリです。管理人がスーダン在勤中、愛犬に咬まれた同僚の暴露後免疫を実施したことがあります。自宅の塀から出したことのない愛娘にて、なぜ狂犬病になるのか(←愛犬の狂犬病自体は解剖で確認)なんとも不思議でしたが、後刻わかったことは、自宅の庭の大木にこうもりがいつもいることでした。コウモリ→自宅敷地から出したことのないペット→人間 というストーリーは実際にあるということです。
ベトナムは日系企業の進出も多く、赴任者も多いところです。外務省海外在留邦人数調査統計では14695人、対前年比プラス8.5%増という数字。
ベトナムといえば、かつて管理人が外務省入省した頃は南部ホーチミン=都会、北部ハノイ=静かなイナカという理解でしたが、今や昔、現在ではハノイに日本人医師の常駐も複数という時代です。赴任者研修では狂犬病の話も必要でしょう。
ソースはoutbreaknews
http://outbreaknewstoday.com/vietnam-reports-49-human-rabies-deaths-to-date-most-in-northern-region-27279/
Vietnam reports 49 human rabies deaths to date, most in northern region
Posted by Robert Herriman on October 2, 2016