昨年のパンデミック期間中、新型インフルエンザワクチンが出来た後、欧米を中心に”嫌ワクチンムード”が吹き荒れました。1976年豚ワクチン騒動を持ち出す言説は広く拡散し、英の医療従事者アンケートは悲惨な結果を示し、ドイツでは閣僚用だけ別ワクチン用意したのがバレて大騒動。
この”嫌ワクチンムード”を起こさないにはどうするか。NEJMの発表。
「国民が毎年きちんと季節性インフルワクチンを打つようにする」。
地味ではありますが、これが決めて。
毎年季節性ワクチンを打っていた人は、そうでない人に比べて、4倍(新型の)ワクチンを接種していた。これが現実のようです。
ソースはNEJM→CIDRAP↓
http://www.cidrap.umn.edu/cidrap/content/influenza/avianflu/news/nov2410newsscan.html
Experts: Getting yearly flu shot will help with pandemic preparedness
元ネタ↓
http://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMp1012333
Influenza Vaccine — Safe, Effective, and Mistrusted
November 24, 2010 (10.1056/NEJMp1012333)