新型インフルエンザ・ウォッチング日記~渡航医学のブログ~

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発災直後のいま、合言葉は「ド・レ・ス」

2019-10-14 23:59:26 | 洪水・水害・震災・津波・噴火・戦乱

このたびの被災された皆様には心よりお見舞い申し上げます。

さて、被災された皆様も、これからボランティアをと意気込んでおられる皆様も、ボランティアのアレンジにあたる皆様も、まずは発災直後のいま、認識いただきたいことです。

管理人の西日本豪雨(真備町)医療ボランティア経験、アフリカ在勤経験から。

合言葉は ド・レ・ス

:冠水・浸水した泥水。見えないところに石やコンクリ片でケガをします。裸足やサンダル避けてください。ケガしたら破傷風トキソイドのブースター、必ず受診を。

これはミャンマーの雨季の写真。ここを歩けと言われたら、最大防備をするはず。これと同じ条件なのですよ・・・と説明・説得用に

:冷蔵庫。停電中に中身は冷えず変質しているかもしれませんが、復電したら一見冷えてるので食べてしまうリスク(セネガル勤務経験から、それでお腹こわす人を見てきました。管理人だって・・以下略)。停電のある途上国の経験。

:スイーツ。甘い物忘れずに。被災地ボランティアセンターへ支援物資も、ボランティア自身のリュックも、水と塩分ばかり目がゆき、甘い物を体が欲したときに無い! ということが、西日本豪雨のボラセンターテントで痛感しました。生真面目な人は水と塩分ばかりに目がゆきますが、作業して疲れた体が、本能が糖分を欲したときにはなかった。差し入れ物資は、(国会のマーク入りの水だとかポカリだとか山のような塩飴だとか)。

 

 

 

 

 


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