新型インフルエンザ・ウォッチング日記~渡航医学のブログ~

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エボラ出血熱のもぐら叩き(ウガンダ落ち着いたらすぐコンゴ!)

2012-08-22 07:50:58 | 渡航医学関連

ついこの間、ウガンダでエボラ出血熱大騒動がようやく落ち着いたと思ったら、モグラたたきの如く、コンゴ民主主義共和国で発生です。

  • コンゴ民主共和国北西部Isiro.
  • すでに9名犠牲に。
  • WHO,MSF,CDCなど調査団派遣。

 コンゴ民主共和国。管理人がパリ在勤中から、巡回検診で定期的に通っていた場所です。首都キンシャサは度重なる戦禍で建物穴だらけ、病院訪問したら検査室には錆びついた機器が打ち捨てられてるだけ。

 こういう国での保健衛生は、色とりどりに入り込んだNGOによって担われており(管理人も日本のAMDAのサイトに寄らせていただいたことあり)、中国の如き独自のプライドが無いだけやりやすい面もあります。

 道路が森の中に入ってゆくと、道端でサルを仕留めて「サル肉いらんかえ~」とばかりに道に向け付きだすいじさんがいたりします。 奇習もさまざまにあるわけですが、今回の発生が早く鎮圧されることを願うばかりです。

ソ-スは↓
http://rt.com/news/ebola-outbreak-congo-nine-dead-048/

Deadly Ebola outbreak: Nine killed in DR Congo

 

Democratic Republic of the Congo, KAMPUNGU : This picture released by the World Health organization 01 October 2007 taken 29 September 2007 at the Doctors without borders (MSF) isolation ward of Kampungu shows MSF nurse Isabel Grovas (L) and Dr Hilde Declerck (R) taking care of a 43 year old patient who has been laboratory confirmed to have Ebola haemorrhagic fever (EHF). (AFP Photo/WHO/Christofer Black)

 


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