鳥インフルエンザA(H7N9)の感染経路、依然、ナゾのままですが、ひとつの説。
羽を抜く器械がウイルス拡散要因になっているのではと。
- 羽を抜く処置は専用の器械でおこなわれている。
- 熱湯と鶏を入れ、高速回転させる。
- そのとき、ウイルスを含んだ飛沫が、売り子、顧客、その他の人々にかかること。
- こうして容易にウイルスを吸引してしまうことになるとFeng Zijian, director of the emergency response center of the Chinese Center for Disease Control and Prevention氏が報告。
- これが主要な環境的要因のひとつであると。
生鳥市場で鶏を買うと、目の前でしめて、「羽抜き取り機」でウィーン!と高速回転させて抜いてハイッと渡す。そのウィーン!の間に糞便も飛沫も、近くにいる人にふりかかりまくる。で、直接触れたわけでもないのに感染してしまう・・・という、分かりやすい説です。
鳥市場が閉鎖された上海はともかく、中国全土いたるところで今日も羽抜き機がウィーン!とウイルス飛沫を拡散させているかもしれない。これも現実です。
動物との直接接触のあるケースが77%(23%は無い)との先ごろのNEJM報告でしたが、市場のそばを通っただけだけど、知らぬまに飛沫を吸った・・・というケースも足すと、ナゾのひとつは解決するのかなという気もします。
ソースはinvestors pot
http://inventorspot.com/articles/chinese_poultry_feather_removal_machines_may_be_spreading_h7n9_b
Chinese Poultry Feather Removal Machines May Be Spreading H7N9 Bird Flu
by China.new
4/30追記
↑の写真、相当なインパクトにて他にも引用
http://hk.apple.nextmedia.com/news/art/20130420/18234307
雞鴨脫毛機 疑經空氣播毒