日本一の名工と言われた玄能鍛冶の故長谷川幸三郎氏に指導を受けた
相田浩樹氏作の玄能です。
この舎(ヤマキチ)型は3年くらいかかってようやくできてきました。
ダルマや四角と違い製造がむずかしいのと数量がまとまってから製造されるようで
納期がかなりかかり、今回は平成24年11月30日に発注してあった120匁が
約3年ぶりに数本できてきました。
舎(ヤマキチ)型金鎚と言えば逆さまに立つこの写真ですね(笑)
バランスがいいからこんなことができるんでしょう。
また、ヤマキチ、山吉と記載される「舎」型金槌ですが、「舎」も漢字の「舎」ではなく
吉の上に「人」(ひとやね・ひとがしら)で「ヤマキチ」と読ませているようです。
また先日浩樹さんが会社にお見えになり(私は出張中でお会いできませんでしたが。)
来年の価格改正のお願いをおいていかれました。
『「浩樹印玄能・金槌」及び「広輝印霞仕上げ玄能・金槌」価格改正のお願い』の案内があり
「平成28年3月21日以降出荷分は2割増」となります。
現在は発注から2~3年待ち状態が続いていてすでに発注してある分でも新価格になる場合も
あります。
ご希望の方はこちらから 「越後の大工刃物・大工道具」