正月

穏やかな元日を迎えた。今年は家庭菜園をはじめて3年目になる。1年目の年は初めての挑戦であった。貸し農園の周囲の畑を見て、土を起こし畝を立て、播種も定植も周囲を見て見様見真似であった。そんな隣百姓の言葉通りでも収穫出来た野菜もあったが、失敗も多かった。

貸し農園には沢山の仲間が居る。特にお隣さんは経験が豊富でいろいろご指導頂いた。勝手に師匠と決めて、教えを乞いながら野菜を栽培した。教えて頂いても理解が出来ない。試行錯誤の栽培であった。秋には収穫まで漕ぎつけられる野菜も出来た。冬越しの野菜を植え付ける事も出来た。

2年目の今年は、netの菜園サイトを教科書にして、基本から学びながら、昨年の失敗を繰り返さないように気を付けて、農作業をした。少しは農作業も解る様になり、秋に植え付けた野菜の収穫も出来る様になった。春には畝を耕し、石灰や肥料を投入して、種を蒔き、苗を定植して、夏の暑い中でも野菜の世話で汗をかいた。お陰で沢山の夏野菜と秋野菜を収穫することが出来た。

収穫した野菜は小人数の我が家では消費しきれないので、近くに住む親戚や息子にお裾分けして味を見てもらい、我が家族にも出来具合を評価してもらった。しかし、残念ながら、評価は不味くは無いが美味しく無かったという厳しいものであった。

今年は野菜を収穫まで漕ぎつけること、美味しい野菜が収穫出来ることに挑戦する。