山畑で野菜作り

近隣の畑の貸し農園で試行錯誤で野菜作りをしている年金生活者です。

ナラ枯れ

2020-12-31 07:39:00 | 家庭菜園
カシノナガキクイムシ(カシナガ)が媒介する「ナラ菌」の大量繁殖で、コナラやシイ・カシ類が枯死に至る伝染病ナラ枯れが広まっている。カシノナガキクイムシが入り込み、持ち込んだ病原菌により水分を運ぶ機能が失われて枯れる。

写真の中で紅葉の様に見える木はそのナラ枯れと思われる。山の沢山の大葉樫の木の多くが枯れている。

収穫を待つ野菜

2020-12-30 07:30:27 | 家庭菜園
高菜・かき菜・キャベツは生長して収穫を待っている。

高菜は播種から4ケ月経っており、先週から気温が下がった影響で葉の色が濃くなった。葉と葉柄が少し硬くなったが味の辛みが増した。漬物にして高菜らしく美味しくなった。

かき菜は播種からちょうど3ケ月経過した。かなり生長が進み、樹丈が60cmを超えた。そろそろ摘芯しないと脇芽が伸びないので、まずは摘芯して、その次は脇芽を掻いて収穫する。収穫時期には次々と脇芽が伸びて、かき菜の名の通り、脇芽を掻いて収穫する。

キャベツは播種から4ケ月が過ぎた。このキャベツは金系201号という品種で秋蒔きは収穫には5ケ月を要する。収穫にはもう1ケ月が掛かりそうである。

防鳥ネットのやり直し

2020-12-29 07:03:13 | 家庭菜園
2週間前にキャベツを野鳥の食害から守るために、防鳥ネットを掛けたが防鳥ネットの高さが不十分で、キャベツと防鳥ネットの隙間が少なく、今後大群でやって来るヒヨドリなどは嘴が届けば防鳥ネットの上から突っついて食べるとお気に入りさんから指摘があった。野鳥が乗ると防鳥ネットが弛み、防鳥ネットの隙間ら嘴を差し込むとキャベツに届き、被害が出る可能性があることが解った。そこで、防鳥ネットをやり直した。

今回はトンネル支柱をしっかりと立てて、防鳥ネットを掛けて、キャベツと防鳥ネットの間隔を十分に取った。これで、カラスなどやや重い野鳥が防鳥ネットに乗っても、嘴がキャベツには届かないので、キャベツの野鳥の被害は無くなる。

また、防鳥ネットはU字杭でがっちり土に固定した。弛みは無く、硬く張ったので、小動物の被害からも免れる。

空いた畝の寒ざらし

2020-12-28 07:30:30 | 家庭菜園
秋野菜の栽培が終わって、最後の収穫が済むと畝は空く。次作の栽培計画が無い畝は春まで休ませることになる。その休耕の間、畝を荒く掘り起こして、寒起こしをする。

寒起こしは土を粗く掘り起こし、寒さに晒して病害虫を死滅させる方法で、「寒ざらし」とも呼ばれる。寒ざらしを行うと、土の中に潜む病原菌や害虫が死滅して、次作の野菜の病気や害虫の被害が発生しにくくなる。土壌消毒になる。

また、寒ざらしは土の中に含まれる水分が夜に寒さで凍り、日中には表面が溶けて乾燥することを繰り返すことで土の水はけや通気性が良くなり、サラサラになる効果も期待できる。

さらに、米ぬかや堆肥、腐葉土などの有機物を投入すれば有用な微生物の餌になり、野菜の根がよく張るフカフカの土になり、土壌改良が出来る。