最後の旅を始めよう

-黒の英雄譚・零-

情報ネットワーク特論Ⅱ 007

2006年11月15日 | 大学ノート
HTMLの限界
文書を構成する要素の見栄え(appearance)、ユーザインターフェース、プレゼンテーションに関する規格。SGMLのように構造化した文書ではない
→ データベースで処理できない。

電子的なデータ交換や複数のメディアに展開できるsource documentとして使えない

1対他のリンクを張ることができない

データベースのような検索機能と情報のダイナミック表示ができない
文書の構成要素
タイトル、ID、件名、日付、商品、商品カテゴリー、商品名、価格、在庫状況、納期などのコンテンツ

構造化文書(論理的な階層構造)を表せない
論文:タイトル、章、節、小節
戯曲:幕、場、話者、せりふ、ト書き
bond → 接着剤、債券、人名のいずれか区別できない。

→XHTML


XML(eXtensible Markup Language、拡張可能なマーク付け言語)
メタ言語:言語をつくるための言語、目的に応じて言語を作れる
文書の構文解析(形式的に論理構造の解釈)が可能
文書構造をツリー構造(階層構造)化して把握可能
データベースが理解できる構造化した文書の実現
Write Once, Publish Anywhere メディアと表示デバイスに依存しないプレゼンテーション能力
HTML: 人が目でみて内容を判断する
XML: 情報システムが内容を判断して自動処理


XMLとJava
XML:Write Once、 Publish Anywhere
Java :Write Once、 Run Anywhere
Java is vendor neutral code and XML is vendor neutral data
(Javaはベンダーに依存しないコード。
 XMLはベンダーに依存しないデータ)
完全にプラットフォーム非依存
データ+アルゴリズム=プログラム
XML+Java=プログラム


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 情報ネットワーク特論Ⅱ 006 | トップ | 電子商取引論 008 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

大学ノート」カテゴリの最新記事