最後の旅を始めよう

-黒の英雄譚・零-

電子商取引論 010 後半

2006年12月07日 | 大学ノート
第10回 Web2.0

YouTubeとWarner Musicが提携
•米YouTubeと米Warner Music Group(WMG)は,YouTubeの動画共有サイト「YouTube」によるコンテンツ配信に関して提携関係を結んだ。両社が米国時間9月18日に明らかにしたもの。WMGは,同社が所有するミュージック・ビデオや音楽コンテンツをYouTubeで配信する。「YouTubeユーザーは,WMGが提供するミュージック・ビデオや音楽を,自作ビデオで合法的に利用できるようになる」(両社)。
•YouTube社は年内に,コンテンツ識別技術とロイヤルティ・レポーティング技術をYouTubeサイトに導入する。メディア企業は,著作権識別ツールを使って同サイトで配信するコンテンツを管理したり,自社コンテンツを利用しているユーザー・ビデオを特定したりできるようになる。また,コンテンツ使用に関する承認や課金,ロイヤルティの追跡や管理なども可能だという。WMGは,YouTubeサイトにおけるこれら技術の導入にあわせて,コンテンツ提供を開始する予定である。
•なおYouTube社とWMGは,WMGのミュージック・コンテンツと,WMGのコンテンツを使った投稿ビデオに掲載する広告から収入を得る。
•WMG会長兼CEOのEdgar Bronfman氏は,「エンターテインメントの世界では技術による革新が進み始めているが,当社はそれを最大限に活用するつもり。ユーザーが作成したコンテンツが普及し始めているが,当社のYouTube社との取り決めは,音楽愛好家の楽しみと著作権保護を両立させることが可能」と述べた。 (ITpro)  [2006/09/19]


グーグル、最大手の動画サイト会社と買収交渉
•インターネット検索大手グーグルが、動画投稿サイト運営の米ユーチューブの買収交渉に入ったことが06年10月6日、分かった。

 米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)が同日報じた。買収総額16億ドル(約1900億円)で交渉中だが、合意に達しない可能性もあるとしている。グーグルと競合する米ヤフーもユーチューブの買収に関心を示しているという。

 同紙によると、2005年にスタートしたユーチューブは、直近で米動画投稿サイトへのアクセスの46%を占め、一日の動画閲覧件数は1億回を上回る米最大手だ。動画サイトは広告やネットサービスの入り口として有望視されており、グーグルは同分野で圧倒的な市場シェア(占有率)を持つユーチューブの買収で収益機会の拡大を図る考えだ。 (読売新聞) - 10月7日


第2日テレ、11月に動画投稿のシステム導入
•日本テレビ放送網は25日、動画のインターネット配信サービス「第2日本テレビ」にパソコンなどから手軽に動画を投稿できるようにするシステムを11月に導入すると発表した。これまでも動画コンテンツを募集してきたが、テープなどに限ってきた。パソコンなどから動画を投稿する視聴者が増えてきたため対応した。
•動画投稿サイトを運営しているアスクドットジェーピー(東京・渋谷、塩川博孝社長)と提携し、動画投稿のシステムを導入する。まずパソコンから投稿できるようにして、年内に携帯からの投稿にも対応する。
 [2006年9月26日/日経産業新聞]


2.Googleの検索サービス
•ウェブ:通常のWeb検索
•ニュース:ニュースサイトの情報を集めた検索
•イメージ:Webの画像情報の検索
•グループ:オンラインコミュニティグループへの参加、新規作成
•ディレクトリ:探したい分野をカテゴリーから選択
•デスクトップ:自分のパソコン内データの検索
•Picasa:デスクトップ写真管理
•マップ:地図検索、衛星写真
•ユニバーシティ:大学などのWebサイト内の検索
•ローカル:地域や場所に関するお店やサービスの検索
      http://www.google.co.jp/intl/ja/options/


google AdWords
•予算の大小を気にせずに、お客様の広告を Google や Google の広告ネットワーク上に表示できます。
•お客様の広告を人々がクリックした際に課金されます


仕組み
•ターゲットを絞ったアプローチ
Google で検索している人々に対して、広告を表示できるようになりました。 Google の検索結果にすでに広告が表示されている場合でも、AdWords では、新たに Google や Google の広告ネットワーク上の人々を見込み顧客として広告をさらに設定することもできます。

より詳細に管理
期待する成果が得られるよう、いつでも広告編集や予算調整が可能です。 また、さまざまな広告のバリエーションを表示したり、広告掲載の対象を特定の地域や言語に設定することも可能です。

測定可能な指標
毎月の固定費用や最低契約期間などの条件はございません。 クリック課金を選択した場合は、広告がクリックされた際に料金が発生しますので、広告費は集客と見込み顧客を獲得のために有効活用されます


利用方法
•広告を作成します
広告を作成し、キーワードを選びます。キーワードとは、あなたの商品に関連のある単語や言葉を指します。
キーワードの候補を取得
•あなたの広告が Google に表示されます
Google で人々がキーワードを検索すると、検索結果の横にお客様の広告が表示されます。 あなたの商品に興味を持つ人々に対して広告を表示することができます。
• あなたの商品に関心を持った人たちが集まります
人々は、商品購入のため、または、詳細を知るためにあなたの広告をクリックします。 とてもシンプルな集客方法です。


料金の支払い
•広告予算を設定します。
毎月の固定費用等はございません。AdWords の広告予算は、お客様にて自由にお決めいただけます。 たとえば、1 日の予算を 500 円に設定し、広告のクリックごとに 5 円支払うようにと設定することができます。1ヶ月単位の予算も設定する。 初期費用は500円。
•不確実性を回避
Google では、キーワード トラフィックと広告費用のお見積もりを提供いたしますので、キーワードの選定と予算の決定に際して、事前に情報を得た上で広告出稿の判断をすることができます。 (キーワードの費用の見積もり)
•成果に対してのお支払い
広告が表示された際ではなく、広告がクリックされた際に料金が発生します。
•支払い方法は、国および通貨により異なります。


米Google,自身が「evil」であることを認める
•想よりも早い展開だった。米Google共同創設者のSergey Brin氏は6月第2週,Googleが中国政府からの圧力に屈して「don't be evil(悪行にはかかわらない)」という信条を曲げ,同社の中国向けWebサイトで検閲を行った事実を認めたのだ。ところがBrin氏は過失を認めただけで,検閲をするという判断は見直さなかった。6月8日の時点で,Googleは中国向けWebサイトで検閲を続けている。ただしBrin氏は,進行方向を逆転させる可能性を示唆した。
• Brin氏は06年6月6日に報道関係者との会談で,「われわれは信条面で妥協したかもしれないとは思うが,最終的には中国の人々により多くの情報を提供し,サービスの効果を高め,違いを拡大できると感じている」と述べた。「こうした原則にもとづく取り組みが,もっと意味を持つようになるだろう」(同氏)。Brin氏は中国政府からの要求を「当社にとって居心地の悪い一連のルール」と呼んだ。
• Brin氏がこのタイミングでコメントを出したのは,偶然の一致ではない可能性がある。中国政府は同じ週,Googleの「Google Mail(Gmail)」や「Google News」といった検索以外のサービスを遮断し始めた。現在Googleは,中国市場からの完全撤退を検討しているらしい。今更という印象も受ける。おそらくこれはGoogleが,1年前に人権問題を抱えている政府からの求めに応じ,自社Webサイトの検閲を実施した際に検討しておくべきことだった。
•(Windows IT Pro, (C)2006. Penton Media, Inc.)


Microsoft,SNS機能を統合した
新ブログ・サービス「Windows Live Spaces」を開始

•米Microsoftは米国時間8月2日,ブログ・サービスの新版「Windows Live Spaces」を開始した(関連記事)。Microsoftが同日明らかにしたもの。従来のブログ・サービス「MSN Spaces」をベースに,ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)機能などを追加している。
• Windows Live Spacesでは,ブログ記事を掲載できるほか,写真アルバムや音楽リストの作成が可能。コンタクト・リスト「Windows Live Contacts」で友人を管理することで,SNSとしても使える。インスタント・メッセージング(IM)ソフトウエア「Windows Live Messenger」やWebメール・サービス「Windows Live Mail」など,Windows Liveのほかの機能とも連携する。
• SNS機能で友人を増やす際には,適切なアクセス権を相手に付与できるプライバシ・ツールを使うことでセキュリティ面に配慮できるという。例えば,ユーザーのプロフィールやコンタクト・リストに対するアクセスを一部のユーザーには許可しない,といった設定が可能。18歳未満のユーザーにおいては,コンタクト・リストに掲載されているユーザーにのみプロファイルを公開する,という初期設定を採用した。
• Windows Live Spacesは,ガジェット(ミニ・アプリケーション)でカスタム化できる。ガジェットは数100種類用意してあり,「Windows Live Gallery」(ベータ版)で入手可能。


米マイクロソフト、ゲーム制作ソフトを無償配布
•米マイクロソフトは14日、ゲーム制作ソフトをインターネットを通じて無償で配布すると発表した。同社が開発したゲーム制作のための基盤技術「XNA」を利用したソフトで、これを利用すれば、高度な専門知識を持たないゲーム制作の初心者でも、基本的なゲームなら制作できるという。
•年間費用99ドルを支払えば、自ら制作したゲームを、同社の家庭用ゲーム機「Xbox360」上で利用できるようになる。ゲーム愛好家に制作の楽しみを提供することで、顧客のすそ野拡大を目指す。
•試験版は8月末、最終版は年末までに、配布を開始する予定。
[2006年8月15日]


3.ネットサービス
•OSではなくブラウザを利用して、ウェブアプリと呼ばれる様々なソフトウェアが出現している
•ウェブアプリはサーバーに保存されており、ネットを通じてブラウザ経由で利用する
•「Ajax」という技術を使う
•ブラウザーが動けばOSの種類を問わないで各種のソフトウェアが動く
•マイクロソフトもインターネットとソフトを組み合わせたサービス「ウィンドウズ・ライブ」の提供を始める
   –http://safety.live.com/site/ja-JP/default.htm


ネットサービスのイメージ


GoogleがAjaxワープロと表計算をまとめた「Docs & SpreadSheets」を開始
•米Googleは10月10日,Webブラウザ上でワープロと表計算を使用できる「Google Docs & SpreadSheets」を開始した。すでに提供しているGoogle SpreadSheetsと,買収したAjaxワープロWritelyをひとつのサービスにまとめたもの。
•ワープロと表計算ソフトのファイルを,ひとつのファイル管理画面で管理できる。Microsoft Officeのように表計算ソフトで作成した表を直接ワープロに貼りこむといったことはできない。
•ワープロGoogle Docsで作成した文書は,HTML,Microsoft Word,OpenOffice.org,PDF,RTF形式で保存できる。
•Google Docs,Google SpreadSheetsともに,他のユーザーと文書や表計算を共有して編集することができる。
•ITpro)  [2006/10/11]


Web2.0の生まれた理由
•ブロードバンド化の進展と利用料金の低下
•インターネットの利用者の増加、ページビューの増大
•ブログの普及→書き手の拡大
•情報の出してと受け手が相互に交流、入れ替わる(双方向性)→自己増殖が始まる
•大量の情報(DB)から適切な情報を選び出し(検索エンジン)、分かりやすく伝える存在が望まれる
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