ハヤブサの狩り

いつものようにユリカモメが飛んだので猛禽がきたことはわかりました。
広い草地に何かを発見。ハヤブサが狩りの獲物であるユリカモメを猛然と食べはじめました。ところがその結末は？

狩り直後。まずは安全確認。



翼で獲物を隠して・・・。



羽毛が散乱して・・・。



上空をとても気にしていました。



茶色で縦縞ですからまだ幼鳥ですが、猛禽の貫禄は充分です。



突然公園管理者なる某氏が「公園に死体があるのはけしからん」といい、ハヤブサからユリカモメを奪いとりました。
現場には２０人以上のカメラマンがおり「食べ終わるまでまって」と抗議しましたが、
死体と称してユリカモメをビニール袋に入れて持ち去りました。
自然の営みを人間だけの身勝手で・・・・生き物を全く理解していない暴挙にあきれました。



せっかく捕った獲物を人間に奪われて憤懣やるかたないハヤブサ若鳥。
近くの土手にあがっただけで悔しさのあまりしばらく現場を離れませんでした。



ハヤブサは１羽のユリカモメの命を食すことで命の連鎖が成立したのに、ゴミとして処分したらユリカモメもうかばれません。
ハヤブサが生きるためには別の命が必要です。日本の国土は人間だけのものなのでしょうか？
専門家のお話ですと、ハヤブサの狩りの成功率はそれほど高くないそうです。この事件を多くの方々に知って欲しいです。

セイタカシギ群舞

この日は干潟を猛禽がよく飛びました。そのためかトビが飛んでも、ユリカモメが飛び出します。それをみてセイタカシギもしょうがないなあという感じで、飛びました。

飛んでいるときも片足を畳んでいるものも。



ユリカモメより体は小さいのですが足が長いぶん大きく見えます。



旋回して正面から。



みんな尾羽をひろげています。



白、黒、赤、絵になりますね。



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セイタカシギ第一回冬羽

今年生まれのセイタカシギは、頭部が黒く背中や翼の黒い羽の縁が白く縁どられています。
それに顔つきに幼さを残していて、足もまだ赤くなっていません。今日はドアップをお楽しみください。

羽縁^うえんの白い縁取りが新鮮でした。



片方の足を畳むと出すのがおっくうなのか、危なくなるまで出さずに、よく片足でケンケンしています。
たたまれた足はちょうど尾羽の下に隠れます。真横だと嘴の鼻の穴がよくわかります。



この優雅さにひかれます。



おっと危ない、翼でバランスをとって・・・。こんなことなら２本足で立っていればいいのに、なぜ？



１枚１枚の羽のあたたかさが伝わってくるようです。



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チュウヒ

どこからともなく干潟の上空をチュウヒが舞いました。ユリカモメやセイタカシギは緊張して飛びだしました。
葦原に落ちたチュウヒはなかなか飛びあがりませんでした。獲物はなんだったのだろう。

獲物をさがして低空で・・・。



今度は川上を飛びます。



茶色なので雌です。



ほとんど羽ばたかず滑空していました。



翼の羽１枚１枚がよくみえます。



正面顔。



背面から。



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セイタカシギの頭掻き

セイタカシギの足は異常に長いので自分の頭をかくのもたいへんなのです。それでは順序だててご説明します。

まずかく足をあげます。



翼をおろして、背中に足をあげます。



あげた足がでてきました。



ちょっと頭をさげて足指でかきます。



もう少し・・・。



翼の間から足をおろして。



「う～～～ん、いいきもち」
あくまでも仕草が優雅ですね。足の爪には黒いペディキュアが。なかなかおしゃれです！



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