賛同いただいた団体・個人 → コチラ
「9.6大集会」チラシは→ コチラ
『自治体あて要請ハガキ』は → コチラ
『関西電力あてハガキ』は → コチラ
『コロナウイルスの対策について』は → コチラ
■若狭の原発立地3町の町長と議会に■
■■ 要望書と請願書を提出 ■■
(高木りゅうた 高槻市議)
反原発自治体議員・市民連盟は、うだる酷暑のなか、8月20日に福井県美浜町、
おおい町、高浜町に対し、次の項目の請願書と要望書を各議会、各町長に
提出してきました。
①老朽化した原発の運転期間延長を見直し、廃炉を求めること。
②新型コロナウイルス感染症が終息しないなか、原発の運転と
再稼働のための工事や美浜原発1、2号機の廃炉作業などを
即時停止するよう求めること。
当日は市民、議員合わせて12名が参加。
当初、全員で三町を訪問する予定でしたが、各町ともコロナ対策として
少人数での提出を求めてきたことなどもあり、三班に分かれて
提出することに(美浜町を高木、おおい町を杉谷向日市議、高浜町を
是永高島市議と木村豊中市議が訪問)。
美浜町と高浜町では議長に直接請願書を手渡すことができました。
各議会では9月議会で請願項目についての審議と採決がおこなわれる予定です。
今回、請願の紹介議員を快く引き受けてくださった美浜町の河本猛議員、
松下照幸議員、おおい町の猿橋巧議員、高浜町の渡辺孝議員に感謝を申し上げます。
また、今回の請願行動には全国の自治体議員242名のみなさんから
賛同があり、賛同名簿を請願書とともに提出しました。
北海道から鹿児島まで、全国から若狭の老朽原発に対して
厳しい視線が注がれていることを示すことができました。
請願行動の当日、偶然ですが美浜町の関電子会社「原子力安全システム研究所」の
社員がコロナに感染していることが判明。原発敷地内の安全対策工事の作業員
ではないようですが、原発にもコロナ感染が迫ってきていると言える
のではないでしょうか。
コロナの影響や高浜原発の死亡事故の発生で、再稼働時期が延期されて
きましたが、美浜原発3号機、高浜1号機の安全対策工事は9月に完了する
見込みで、今後、地元自治体の同意を得て再稼働すれば、
「運転期間原則40年」のルールができた福島原発事故以後はじめての
こととなり、運転期間の「無原則化」への道を開くことになります。
今回の請願行動とともに、9・6の「老朽原発うごかすな大集会」を
成功させましょう!
■■高浜町町長(防災安全課)と ■■
■コロナ禍の中での安全対策などをただす■
(木村真 豊中市議)
高島市議の是永さん、私などの4人は、高浜町へ。
まず町の防災安全課課長補佐の村松氏に町長宛要望書を手渡した。
要望書を受け取ると、村松氏は「それじゃ、失礼します」と、
さっさと帰ろうとするので、引き留めて20分ほど懇談した。
40年越えの1・2号機での安全対策工事、3・4号機での特重施設建設で、
県外からたくさんの作業員が入っている。新型コロナの感染拡大が
止まらない折でもあり、町民もかなり気にしているらしく、
町にも問い合わせ等がかなり来ているようだ。
村松氏の説明によると、県外から来た人については全員PCR検査を受け、
検査の結果が陰性で、かつ、2週間の待機期間を経て
無症状であることを確認した後、実際に作業に当たってもらっている、
とのこと。
老朽原発の危険性については、「国(規制委)の基準と、
その基準に適合するよう関電が点検・工事をしているので」と、
安全性について町自身が判断することを事実上放棄し、
推進する側の対応に委ねる無責任な態度。
「新規制基準は、規制委自身が、『絶対的な安全を担保するものではない』
と言っている」と詰め寄ると、村松氏は「それは承知しているが、
原子力の専門家でもない私たちとしては、規制委による運転可否の判断を
基準とするしかない」と苦しい言い訳。
また、「町民との話の中でも『原発の運転は40年間だとずっと
聞かされてきたし、学校でもそう教えられた。40年超えて動かすなんて、
約束違反だ。だまされた気分だ』と言っている」と突っ込むと、
「国がエネルギー需給なども踏まえて総合的に判断したこと」と、
これまた他人任せ。
村松氏との話が終わる頃、渡辺町議が議長さんとともに顔を出してくださり、
話をする時間はなかったが、北海道から鹿児島まで242名の自治体議員の
賛同リストを添えた請願書を手渡した。
■小浜の泊(とまり)で、仲間と反原発を訴える■
(若狭の原発を考える会 小林正明)
反原発自治体議員・市民連盟に同行し、おおい町への危険な「老朽原発の
再稼働に同意するな」申入れの後、大飯原発の目の前で日常生活をされている
泊と堅海に反原発を訴える街宣車とチラシのポスティング行動に入る。
120年前に朝鮮の漁業者が泊沖で海難にあい、泊の漁民が全員を救助して
朝鮮に無事に送り届けた友好の絆がある地域である。
目の前に大飯原発が見える日常生活など想定できない我々関西。
ここは、地震などの自然災害が少しでも起こったら逃げることさえ
ままならない地域でもある。そのような日常があるのか、
村人と合うとご苦労さんと声を掛けられる。
街中での街宣車は聞き取りにくいが、暑さを吹き飛ばすように
マイクの声が一軒一軒に届いているのがよく感じられる。
とある村中では、道路を横断されるおばあさんが渡りきると、振り返るなり
深々と頭を下げられた時にはビックリ!
個人的には、何ができるだろうかと、「老朽原発うごかすな!」の幟を掲げて、
京都山科から宇治の小倉まで一人デモを貫徹。
自宅にポスター掲示板を設置(写真下)。
9・6大阪大集会成功に向けた様々な取り組みが繋がったとき
再稼働阻止の展望が開けるのではないでしょうか。
■三台の街宣車が若狭を走る■
(若狭の原発を考える会 橋田秀美)
8月20日、反原発自治体議員・市民連盟の呼びかけで、
若狭の原発立地自治体、美浜町、おおい町、高浜町に要望書を、
各町議会に請願書を提出に行った。
午前中で行動は終わり、午後からは、3台の街宣車で
「老朽原発うごかすな!」をアピールして回った。
全員ではないが、酷暑の中、チラシの各戸配布もおこなった。
いつもは「若狭の原発を考える会」のメンバーだけだが、
関西の市会議員さんも加わっていただき、1台の車に3人から4人が乗り、
小浜、おおい町、高浜町、美浜町を巡った。
私は5年前くらいのアメーバデモ(マイクでテープを流しながら、
鳴り物も持って、チラシの各戸配布をする行動)を思い出していた。
高浜の畑で仕事をしている年配の方々にチラシを渡そうとすると、
「おまえら、関電の電気を使ってるやろ!よそ者は帰れ!」と罵倒されたこと。
私たちの姿が見えるとサッと戸を閉めて隠れる人。
しかし、今やそんな人は一人もいない。
「ありがとう。」「ごくろうさん。」の声が返ってくる。
多くの方とお話をさせていただいた。一人一人の言葉は忘れることはない。
今も、ハッとするような気付きがある。
その思いを胸に、9・6大集会を迎えたいと強く思った。
★紙版の『老朽原発うごかすな!ニュース 第10号』
ダウンロードは → コチラ
「9.6大集会」チラシは→ コチラ
facebookイベントページは
https://www.facebook.com/events/772341449839659/
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■■ 要望書と請願書を提出 ■■
(高木りゅうた 高槻市議)
反原発自治体議員・市民連盟は、うだる酷暑のなか、8月20日に福井県美浜町、
おおい町、高浜町に対し、次の項目の請願書と要望書を各議会、各町長に
提出してきました。
①老朽化した原発の運転期間延長を見直し、廃炉を求めること。
②新型コロナウイルス感染症が終息しないなか、原発の運転と
再稼働のための工事や美浜原発1、2号機の廃炉作業などを
即時停止するよう求めること。
当日は市民、議員合わせて12名が参加。
当初、全員で三町を訪問する予定でしたが、各町ともコロナ対策として
少人数での提出を求めてきたことなどもあり、三班に分かれて
提出することに(美浜町を高木、おおい町を杉谷向日市議、高浜町を
是永高島市議と木村豊中市議が訪問)。
美浜町と高浜町では議長に直接請願書を手渡すことができました。
各議会では9月議会で請願項目についての審議と採決がおこなわれる予定です。
今回、請願の紹介議員を快く引き受けてくださった美浜町の河本猛議員、
松下照幸議員、おおい町の猿橋巧議員、高浜町の渡辺孝議員に感謝を申し上げます。
また、今回の請願行動には全国の自治体議員242名のみなさんから
賛同があり、賛同名簿を請願書とともに提出しました。
北海道から鹿児島まで、全国から若狭の老朽原発に対して
厳しい視線が注がれていることを示すことができました。
請願行動の当日、偶然ですが美浜町の関電子会社「原子力安全システム研究所」の
社員がコロナに感染していることが判明。原発敷地内の安全対策工事の作業員
ではないようですが、原発にもコロナ感染が迫ってきていると言える
のではないでしょうか。
コロナの影響や高浜原発の死亡事故の発生で、再稼働時期が延期されて
きましたが、美浜原発3号機、高浜1号機の安全対策工事は9月に完了する
見込みで、今後、地元自治体の同意を得て再稼働すれば、
「運転期間原則40年」のルールができた福島原発事故以後はじめての
こととなり、運転期間の「無原則化」への道を開くことになります。
今回の請願行動とともに、9・6の「老朽原発うごかすな大集会」を
成功させましょう!
■■高浜町町長(防災安全課)と ■■
■コロナ禍の中での安全対策などをただす■
(木村真 豊中市議)
高島市議の是永さん、私などの4人は、高浜町へ。
まず町の防災安全課課長補佐の村松氏に町長宛要望書を手渡した。
要望書を受け取ると、村松氏は「それじゃ、失礼します」と、
さっさと帰ろうとするので、引き留めて20分ほど懇談した。
40年越えの1・2号機での安全対策工事、3・4号機での特重施設建設で、
県外からたくさんの作業員が入っている。新型コロナの感染拡大が
止まらない折でもあり、町民もかなり気にしているらしく、
町にも問い合わせ等がかなり来ているようだ。
村松氏の説明によると、県外から来た人については全員PCR検査を受け、
検査の結果が陰性で、かつ、2週間の待機期間を経て
無症状であることを確認した後、実際に作業に当たってもらっている、
とのこと。
老朽原発の危険性については、「国(規制委)の基準と、
その基準に適合するよう関電が点検・工事をしているので」と、
安全性について町自身が判断することを事実上放棄し、
推進する側の対応に委ねる無責任な態度。
「新規制基準は、規制委自身が、『絶対的な安全を担保するものではない』
と言っている」と詰め寄ると、村松氏は「それは承知しているが、
原子力の専門家でもない私たちとしては、規制委による運転可否の判断を
基準とするしかない」と苦しい言い訳。
また、「町民との話の中でも『原発の運転は40年間だとずっと
聞かされてきたし、学校でもそう教えられた。40年超えて動かすなんて、
約束違反だ。だまされた気分だ』と言っている」と突っ込むと、
「国がエネルギー需給なども踏まえて総合的に判断したこと」と、
これまた他人任せ。
村松氏との話が終わる頃、渡辺町議が議長さんとともに顔を出してくださり、
話をする時間はなかったが、北海道から鹿児島まで242名の自治体議員の
賛同リストを添えた請願書を手渡した。
■小浜の泊(とまり)で、仲間と反原発を訴える■
(若狭の原発を考える会 小林正明)
反原発自治体議員・市民連盟に同行し、おおい町への危険な「老朽原発の
再稼働に同意するな」申入れの後、大飯原発の目の前で日常生活をされている
泊と堅海に反原発を訴える街宣車とチラシのポスティング行動に入る。
120年前に朝鮮の漁業者が泊沖で海難にあい、泊の漁民が全員を救助して
朝鮮に無事に送り届けた友好の絆がある地域である。
目の前に大飯原発が見える日常生活など想定できない我々関西。
ここは、地震などの自然災害が少しでも起こったら逃げることさえ
ままならない地域でもある。そのような日常があるのか、
村人と合うとご苦労さんと声を掛けられる。
街中での街宣車は聞き取りにくいが、暑さを吹き飛ばすように
マイクの声が一軒一軒に届いているのがよく感じられる。
とある村中では、道路を横断されるおばあさんが渡りきると、振り返るなり
深々と頭を下げられた時にはビックリ!
個人的には、何ができるだろうかと、「老朽原発うごかすな!」の幟を掲げて、
京都山科から宇治の小倉まで一人デモを貫徹。
自宅にポスター掲示板を設置(写真下)。
9・6大阪大集会成功に向けた様々な取り組みが繋がったとき
再稼働阻止の展望が開けるのではないでしょうか。
■三台の街宣車が若狭を走る■
(若狭の原発を考える会 橋田秀美)
8月20日、反原発自治体議員・市民連盟の呼びかけで、
若狭の原発立地自治体、美浜町、おおい町、高浜町に要望書を、
各町議会に請願書を提出に行った。
午前中で行動は終わり、午後からは、3台の街宣車で
「老朽原発うごかすな!」をアピールして回った。
全員ではないが、酷暑の中、チラシの各戸配布もおこなった。
いつもは「若狭の原発を考える会」のメンバーだけだが、
関西の市会議員さんも加わっていただき、1台の車に3人から4人が乗り、
小浜、おおい町、高浜町、美浜町を巡った。
私は5年前くらいのアメーバデモ(マイクでテープを流しながら、
鳴り物も持って、チラシの各戸配布をする行動)を思い出していた。
高浜の畑で仕事をしている年配の方々にチラシを渡そうとすると、
「おまえら、関電の電気を使ってるやろ!よそ者は帰れ!」と罵倒されたこと。
私たちの姿が見えるとサッと戸を閉めて隠れる人。
しかし、今やそんな人は一人もいない。
「ありがとう。」「ごくろうさん。」の声が返ってくる。
多くの方とお話をさせていただいた。一人一人の言葉は忘れることはない。
今も、ハッとするような気付きがある。
その思いを胸に、9・6大集会を迎えたいと強く思った。
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