老朽原発うごかすな!実行委員会Blog

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老朽原発うごかすな!ニュース (第9号)2020.08.18

2020-08-19 16:12:12 | 老朽原発うごかすな!大集会 in おおさか
賛同いただいた団体・個人 → コチラ
「9.6大集会」チラシは→ コチラ
『自治体あて要請ハガキ』は → コチラ
『関西電力あてハガキ』は → コチラ

『コロナウイルスの対策について』は → コチラ


■■老朽原発うごかすな!大集会 in おおさか■■
◆◆◆◆ 報告とお願い ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆



新型コロナウイルスの感染は、止まるところを知らず、数ヶ月の内に、
収束するとは考えられません。それでも、老朽原発再稼働、
「Go To」トラベルなど、経済優先の様々な政策が、コロナウイルス感染は
ないかのごとく進められています。私たちの 運動が萎縮すれば、
コロナウイルスが続く長期にわたって、政府や大企業の意のままの政策が
まかり通ることになります。

コロナウイルスを口実に、民主主義が破壊されかねません。
今、コロナウイルス蔓延によって色々な運動が規制されていますが、
工夫によって、規制された分以上の行動を創造していくことが重要です。

そのような視点に立って、
一方で、コロナウイルス蔓延の危険性と不安を勘案しながら、
8月8日、「老朽原発うごかすな!大集会inおおさか」実行委員会が開催され、
大集会の9月6日開催の是非をめぐって、2時間の予定を1時間も超過する
白熱の議論がおこなわれました。

この議論は、「コロナウイルス感染拡大下での市民運動」という
私たちの未経験な難題への対処に、多くの示唆と知恵を与えるものでした。
ご出席の皆様の「老朽原発うごかすな!」への熱意がほとばしり出るものでした。

また、かつてなかったほど幅広い領域の市民団体、労働団体、政党
および900を超える団体、個人のご賛同に支えられた運動の力強さを
感じました。

この実行委員会では、以下【1】~【4】を前提として、9月6日に
「老朽原発うごかすな!大集会inおおさか」を開催することを決定しました。

「新型コロナウイルス禍の中でも、止むに止まれぬ脱原発・反原発の意思を
広く発信する「歴史に残る行動」を展開したいものです。

【1】今までに「老朽原発うごかすな!」を合言葉にして拡がった連帯・共闘の輪を、
   さらに拡大できる行動にする。
   そのために、

【2】集会、デモにおいては、実施可能な全ての「コロナ対策」を施こす。(注1参照)

【3】市民団体、労働団体等の団体の組織的参加については、
各団体の自主性に任せ、各団体の決定は尊重し、互いに理解するように努める。

【4】集会、デモに参加できない皆さんのために、以下の取り組みを実施する。
  (〈注2〉参照)
  ①有志がおこなう御堂筋などでのスタンディングアピールに連帯する、
  ②ツイッターやフェイスブック等の媒体を利用した
   「老朽原発うごかすな!」の声の拡大、
  ③ハガキやファックスによる抗議や申入れ行動の拡大(〈注3〉参照)
 ④大阪以外の各地での連帯集会、連帯行動の呼びかけ(〈注4〉参照)、
  ⑤電子媒体等を利用した集会・デモの中継(集会への遠隔参加も追求する)、
  ⑥「老朽原発の危険性」を訴える情報発信(YouTubeの活用)などを実施する。

上記【3】によって、集会規模の縮小が危惧されますが、
【4】の諸行動を具体化し、実行すれば、「老朽原発うごかすな!」の運動は
ますます拡大して行くものと確信しています。

各行動の詳細は、おって皆様にお知らせします。また、随時発行される
『老朽原発うごかすな!ニュース』による行動の広報もおこないます。 

9・6「老朽原発うごかすな!大集会inおおさか」を頂点とし、
すそ野の広い行動を成功させ、老朽原発を廃炉に追い込み、
それを突破口に、原発のない、人の命と尊厳が大切にされる社会を実現しましょう!

「老朽原発うごかすな!大集会inおおさか」実行委員会
(連絡先=木原090ー1965-7102)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

〈注1〉【2】の集会、デモにおける「コロナ対策」について → コチラ

〈注2〉【4】の行動について
 これらの行動は、「老朽原発うごかすな!大集会inおおさか」の一環として
 展開されるもので、行動が展開される期間を「老朽原発うごかすな!行動期間」
 と位置付けています。

〈注3〉【4】‐③の行動について
 原発立地自治体(福井県、高浜町、おおい町、美浜町)への
 「老朽原発の運転を拒否し、コロナウイルス下での原発運転、老朽原発再稼働
  準備工事を許すな!」の申入れハガキ、関電への「老朽原発うごかすな!
  老朽原発再稼働準備工事を中止せよ!」の抗議ハガキは、実行委員会が
  すでに準備していますので、必要な皆様は
 「老朽原発うごかすな!大集会inおおさか」実行委員会
   <連絡先>
    木戸(電話090-9213-7395)または
    木原(E-mail:kiharas-chem@zeus.eonet.ne.jp 電話090-1965-7102)
    までご注文下さい。

〈注4〉【4】‐④の行動について
 各地での連帯集会を企画される場合には、できるだけ9月6日開催を避け、
 大阪大集会への参加の道も残していただけるよう希望しています。
                                       (8月16日)



■■「放射線副読本」について想う■■

学校から子どもが文科省発行の「放射線副読本」を持って帰ってきました。
放射線副読本は環境省の「風評払拭リスクコミュニケーション強化戦略」を
もとに作られたものです。

この本については既に様々な方が矛盾点や疑問点を取り上げたり論じたり
されていましたが、知識が浅い者にとっては難しいものでした。
私たちの作業は、「何か読んでいてモヤモヤする」からはじまり、
何故モヤモヤするのか放射線副読本を読み解きながら、同時に
ここから何を学ぶかを考えました。

読み進めながら憤りを感じたり納得いかなかったりと、それはどこか、
危険性が隠されて進められているようにも感じました。

そこには嘘は書いていないけど真実も書かない。放射能は身の回りに存在し、
役に立つもの。もう過去は忘れ、未来に向かって行きましょうというカラクリ
がありました。そのカラクリは原発事故がおこり、放射能が飛散したことで
いのちをかけて故郷から離れる選択をした人、あるいは残ることを選択した人、
そこに住んでいなくても不安や疑問を持っている人、それぞれの立場が
置き去りにされ、当事者が置き去りにされることは、何も言えなくなる状況、
思考を止める状況に追いやられていく危機感にも似ていました。

だからわたし達はまず当事者のモヤモヤの元に立ち帰り、事実はどうなのか、
声にならないこえは何なのかを繋ぐこと、言語化し、対話にするきっかけを
つくり、まだ見えてない声やニーズを見える化することで動き出す機会、
そのチカラにしようと辿りつきました。

国への批判だけではなくて、私たちがまだ手にしていない、対話や
コミュニケーションにより生まれる新しい未来をともに作れるツールに
なればと願っています。
(滋賀 西村静恵)


★紙版の『老朽原発うごかすな!ニュース 第9号』
 ダウンロードは → コチラ

「9.6大集会」チラシは→ コチラ

facebookイベントページは
https://www.facebook.com/events/772341449839659/
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