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■■ 10月19日、老朽原発の「再稼働同意」をはね返す/ 美浜町議会 ■■
10月13日に受理された「美浜発電所3号機の再稼働を求める請願」2件は、
議会運営委員会で原子力発電所特別委員会に付託することが決まり、
閉会中の継続審査となりました。その後の本会議でも異議なく承認されました。
「再稼働請願」は、1日会期の臨時会で強行採決される可能性があったため、
県内外から多くの方が傍聴に来られ、傍聴席が埋まりました。
議場に入れなかった人は、外で「強行採決するな!老朽原発再稼働反対!」と
抗議行動をしていました。抗議の声は議運や全員協議会中の室内にも届いていました。
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強行採決するな!の声 (10.19 美浜町役場前)
老朽原発の再稼働にかかわる重要な判断なので、慎重な審査が求められている
ことは原発推進の立場の議員にも伝わったと思います。
今後の原特委員会の請願審査や本会議での採決では、もっと多くの監視の目が
集まると思います。町長は、議会に美浜3号機についての意見をまとめるように
要請したと報道されています。全国各地の原発反対!老朽原発うごかすな!
原発廃炉!の声を集約しましょう。
全国の団体・個人から請願・陳情をお待ちしてります。
12月定例会への請願・陳情は署名捺印したものが11月20日頃までに
受付を済ませれば受理されます。
私は、臨時会の強行採決に備え、質疑や反対討論を用意していましたが、
結局、議運以外で発言する機会はありませんでした。
私と松下議員は、原特委員会の委員ではないので、原特委員会で質疑ができません。
残念ですが、日程が決まったら私も傍聴者として参加します。
また、臨時会本会議で請願を原特委員会に付託しておきながら、委員会を開かずに
(何の審査もなく)継続審査にしたのはおかしいという声がありました。
確かに間違いであったのかもしれません。
しかし、当日に原特委員会を開いた場合は、委員会で請願を強行採択される
可能性もありました。とにかく当日の臨時会では請願を審査することを
避けたことはハッキリしています。
これは、抗議行動、議会傍聴などみなさんの抗議の声、監視の目があった
からです。原発反対!!市民運動の勝利です。
通常は、臨時会の議運で30分以上の時間がかかることはありません。
強行採決の阻止に、私も議運の中で努力していたことは新聞報道で
読み取れる部分がありますので、これからも原発をなくすために一緒に
力を合わせてがんばりましょう。
(美浜町議会議員 河本猛)
■■議会の暴走を止めなければ! 外の抗議の声が届いた(10.19美浜)■■
美浜町議会に美浜原発3号機の再稼働を求める請願が出され、臨時議会で
採決されると聞き、「反原発自治体議員・市民連盟からも誰か参加を!」との
呼びかけに応えて参加した。美浜町役場前に到着すると、
「傍聴席はあと数席しかない」と聞き、急いで役所に入り傍聴させてもらった。
傍聴は20人に制限され、入れなかった方も同じくらいいたと思う。
マスコミは記者が10人、カメラが2台入っており、注目の高さがわかる。
議会には請願が2件提出されていた。
ともに「3号機の再稼働を求める」と同じタイトルで、美浜町経済の発展
のために再稼働が必須であると訴え、その立場で議会が対応するよう求めている。
1件は美浜区長会会長、美浜町商工振興会会長など地元団体の会長6名の連名で、
まるで地元の総意のようにして議会に圧力をかけている。
もう1件は福井県原子力平和利用協議会美浜支部長の請願だ。
しかし誰も傍聴に来ているような雰囲気はなく、「熱意」は感じられない。
議会は13分遅れて始まった。議事が請願のところにくると、議長が
「請願2件については、原子力発電所特別委員会に付託し、閉会中審査する」
と言った。一瞬、「ん?どういうこと?」という空気が傍聴席に漂った。
今日は採決しないということだ。後日特別委員会を開いて審議するのだ。
これが当たり前の手続きである。良かった!でも何か拍子抜けした感じ。
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10.19 美浜町役場前
河本猛美浜町議によると、外の抗議の声が全員協議会中の室内にも届いていた
そうだ。マスコミの注目も集まっている。この状況で、推進派も
「異例の対応をしてまで採決を強行するのは目立ちすぎてヤバイ」と思った
のだろう。
今後の特別委員会、本会議でも声を届け、議会の暴走を止めなければと思った。
(京都府向日市議会議員 / 反原発自治体議員・市民連盟関西ブロック / 杉谷伸夫)
■■ 10月23日、高浜町役場前 / 緊急行動・議会傍聴に ■■
◇再稼働で潤うのは誰?◇
40年超えで超危険な老朽原発(美浜3号機・高浜1、2号機)を
何とか再稼働させようと関西電力が画策するなか、「原発再稼働を求める請願」が
美浜町議会、高浜町議会に相次いで提出されている。
いま、脱原発・反原発は圧倒的な民意で、ましてや老朽原発の危険性は
誰しも認めるもの。これらの請願が住民の声を反映したものとは到底思えない。
既成事実を重ねカタチを整え無理矢理再稼働しようとする魂胆が見え見えだ。
この動きを何とか止めたいと、19日の美浜町役場に続き、23日高浜町役場に
滋賀から4人で駆けつけた。
◇超豪華な庁舎と設備◇
新築移転して数年しか経っていない高浜町役場はとても美しい。
廊下は高級感のある寄木素材でピッカピカ、3階に議会の全員協議会室がある。
議員14名に専用マイクがあり設備機器も最新仕様だ。女性議員は3人
(うち1人は欠席だった)。傍聴枠は7人で、中嶌哲演さんと私。
あとの5人はマスコミ関係者のようだった。約1時間の全員協議会会議で
原発がらみの話は10分ほどだった。
◇請願の扱いと これからの予定◇
請願について「過日、国から町長に『議会の意見をまとめてほしい』と依頼があった」
「原子力対策特別委員会(11月6日午後1時半~)で議論していただく。
そして採択・不採択を決める」さらに、「来たる10月30日午後7時より
町主催の意見交換会(住民説明会)を開催する。町議のオブザーバー参加を
要請する」との議長の発言。
多分、国から40年超え運転の安全性や必要性についての説明を一方的に
受けることになると思われる。どれほどの住民が参加するのか
私にはわからないが、形だけは住民に説明し理解を得たことにするのだろうか。
31日には美浜町で住民説明会がある。老朽原発を再稼働させることは
決して美浜町民や高浜町民だけの問題ではない。近畿1450万人の
飲み水・琵琶湖を抱える私たちの問題であるし、日本の、いや世界の人びとの
問題でもあるのだから。
(脱原発市民ウォークin 滋賀 呼びかけ人 / ふぇみん婦人民主クラブ共同代表/
/ 岡田啓子)
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抗議のアピール(10.23 高浜町役場前)
【付記】
23日高浜町役場には、総勢30人が結集しました。一部有志は前日からの
泊まり込みで冷たい雨の中早朝7時半から役場前に駆けつけました。
ほとんどの人がマイクを握り「老朽原発再稼働に同意しないで!」
「高浜町だけの問題ではない」など、アピールしました。
★紙版の『老朽原発うごかすな!ニュース 第20号』
ダウンロードは → コチラ
facebookイベントページは
https://www.facebook.com/events/330870701519014
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■■ 10月19日、老朽原発の「再稼働同意」をはね返す/ 美浜町議会 ■■
10月13日に受理された「美浜発電所3号機の再稼働を求める請願」2件は、
議会運営委員会で原子力発電所特別委員会に付託することが決まり、
閉会中の継続審査となりました。その後の本会議でも異議なく承認されました。
「再稼働請願」は、1日会期の臨時会で強行採決される可能性があったため、
県内外から多くの方が傍聴に来られ、傍聴席が埋まりました。
議場に入れなかった人は、外で「強行採決するな!老朽原発再稼働反対!」と
抗議行動をしていました。抗議の声は議運や全員協議会中の室内にも届いていました。
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強行採決するな!の声 (10.19 美浜町役場前)
老朽原発の再稼働にかかわる重要な判断なので、慎重な審査が求められている
ことは原発推進の立場の議員にも伝わったと思います。
今後の原特委員会の請願審査や本会議での採決では、もっと多くの監視の目が
集まると思います。町長は、議会に美浜3号機についての意見をまとめるように
要請したと報道されています。全国各地の原発反対!老朽原発うごかすな!
原発廃炉!の声を集約しましょう。
全国の団体・個人から請願・陳情をお待ちしてります。
12月定例会への請願・陳情は署名捺印したものが11月20日頃までに
受付を済ませれば受理されます。
私は、臨時会の強行採決に備え、質疑や反対討論を用意していましたが、
結局、議運以外で発言する機会はありませんでした。
私と松下議員は、原特委員会の委員ではないので、原特委員会で質疑ができません。
残念ですが、日程が決まったら私も傍聴者として参加します。
また、臨時会本会議で請願を原特委員会に付託しておきながら、委員会を開かずに
(何の審査もなく)継続審査にしたのはおかしいという声がありました。
確かに間違いであったのかもしれません。
しかし、当日に原特委員会を開いた場合は、委員会で請願を強行採択される
可能性もありました。とにかく当日の臨時会では請願を審査することを
避けたことはハッキリしています。
これは、抗議行動、議会傍聴などみなさんの抗議の声、監視の目があった
からです。原発反対!!市民運動の勝利です。
通常は、臨時会の議運で30分以上の時間がかかることはありません。
強行採決の阻止に、私も議運の中で努力していたことは新聞報道で
読み取れる部分がありますので、これからも原発をなくすために一緒に
力を合わせてがんばりましょう。
(美浜町議会議員 河本猛)
■■議会の暴走を止めなければ! 外の抗議の声が届いた(10.19美浜)■■
美浜町議会に美浜原発3号機の再稼働を求める請願が出され、臨時議会で
採決されると聞き、「反原発自治体議員・市民連盟からも誰か参加を!」との
呼びかけに応えて参加した。美浜町役場前に到着すると、
「傍聴席はあと数席しかない」と聞き、急いで役所に入り傍聴させてもらった。
傍聴は20人に制限され、入れなかった方も同じくらいいたと思う。
マスコミは記者が10人、カメラが2台入っており、注目の高さがわかる。
議会には請願が2件提出されていた。
ともに「3号機の再稼働を求める」と同じタイトルで、美浜町経済の発展
のために再稼働が必須であると訴え、その立場で議会が対応するよう求めている。
1件は美浜区長会会長、美浜町商工振興会会長など地元団体の会長6名の連名で、
まるで地元の総意のようにして議会に圧力をかけている。
もう1件は福井県原子力平和利用協議会美浜支部長の請願だ。
しかし誰も傍聴に来ているような雰囲気はなく、「熱意」は感じられない。
議会は13分遅れて始まった。議事が請願のところにくると、議長が
「請願2件については、原子力発電所特別委員会に付託し、閉会中審査する」
と言った。一瞬、「ん?どういうこと?」という空気が傍聴席に漂った。
今日は採決しないということだ。後日特別委員会を開いて審議するのだ。
これが当たり前の手続きである。良かった!でも何か拍子抜けした感じ。

10.19 美浜町役場前
河本猛美浜町議によると、外の抗議の声が全員協議会中の室内にも届いていた
そうだ。マスコミの注目も集まっている。この状況で、推進派も
「異例の対応をしてまで採決を強行するのは目立ちすぎてヤバイ」と思った
のだろう。
今後の特別委員会、本会議でも声を届け、議会の暴走を止めなければと思った。
(京都府向日市議会議員 / 反原発自治体議員・市民連盟関西ブロック / 杉谷伸夫)
■■ 10月23日、高浜町役場前 / 緊急行動・議会傍聴に ■■
◇再稼働で潤うのは誰?◇
40年超えで超危険な老朽原発(美浜3号機・高浜1、2号機)を
何とか再稼働させようと関西電力が画策するなか、「原発再稼働を求める請願」が
美浜町議会、高浜町議会に相次いで提出されている。
いま、脱原発・反原発は圧倒的な民意で、ましてや老朽原発の危険性は
誰しも認めるもの。これらの請願が住民の声を反映したものとは到底思えない。
既成事実を重ねカタチを整え無理矢理再稼働しようとする魂胆が見え見えだ。
この動きを何とか止めたいと、19日の美浜町役場に続き、23日高浜町役場に
滋賀から4人で駆けつけた。
◇超豪華な庁舎と設備◇
新築移転して数年しか経っていない高浜町役場はとても美しい。
廊下は高級感のある寄木素材でピッカピカ、3階に議会の全員協議会室がある。
議員14名に専用マイクがあり設備機器も最新仕様だ。女性議員は3人
(うち1人は欠席だった)。傍聴枠は7人で、中嶌哲演さんと私。
あとの5人はマスコミ関係者のようだった。約1時間の全員協議会会議で
原発がらみの話は10分ほどだった。
◇請願の扱いと これからの予定◇
請願について「過日、国から町長に『議会の意見をまとめてほしい』と依頼があった」
「原子力対策特別委員会(11月6日午後1時半~)で議論していただく。
そして採択・不採択を決める」さらに、「来たる10月30日午後7時より
町主催の意見交換会(住民説明会)を開催する。町議のオブザーバー参加を
要請する」との議長の発言。
多分、国から40年超え運転の安全性や必要性についての説明を一方的に
受けることになると思われる。どれほどの住民が参加するのか
私にはわからないが、形だけは住民に説明し理解を得たことにするのだろうか。
31日には美浜町で住民説明会がある。老朽原発を再稼働させることは
決して美浜町民や高浜町民だけの問題ではない。近畿1450万人の
飲み水・琵琶湖を抱える私たちの問題であるし、日本の、いや世界の人びとの
問題でもあるのだから。
(脱原発市民ウォークin 滋賀 呼びかけ人 / ふぇみん婦人民主クラブ共同代表/
/ 岡田啓子)
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抗議のアピール(10.23 高浜町役場前)
【付記】
23日高浜町役場には、総勢30人が結集しました。一部有志は前日からの
泊まり込みで冷たい雨の中早朝7時半から役場前に駆けつけました。
ほとんどの人がマイクを握り「老朽原発再稼働に同意しないで!」
「高浜町だけの問題ではない」など、アピールしました。
★紙版の『老朽原発うごかすな!ニュース 第20号』
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